おみやげを買ったにょ。サイクリストも地域の経済に貢献しないとにゃ。
アフリカ水牛の角で作った魔除けも気になったけど、富士山の罰が当たりそうなのでやめときましたにゃ。
そうそう。ちゃんとした富士山が見たい人は、2009年12月から2010年1月にかけての記事を見てみてにゃ。
だらだらと、1時間半かけて、湖を1周にゃ。サイクリングロードもあるんだけれど、途切れ途切れなのがタマにキズにゃ。
おととしは、これができなかった。初めての時はアソコが・・・、いや、オシリが痛くて痛くて、とても1周する余裕なんてなかったにゃ。今回はダンシングを意識的に繰り返してきたのにゃ。
パナソニックORC04で、名栗湖まで行ってきたにょ。
クロモリ独特のバネ感とか、乗り心地のよさとかは、残念ながら鈍感なワシにはわからんにょ。まあ、ルックス重視だから、いいのにゃ。
奥多摩近辺の放射能は気になるけれど、たまに行く分には問題ない、と考えることにしましたにゃ。
を読む。山内進著。講談社学術文庫。
「入るように強制せよ」。ルカの福音書のこの言葉をもとに、カトリック教会は十字軍を組織し、異教徒の征服に乗り出す。彼らが目指したのはエルサレムだけではなかった。キリスト教の普及していない東ヨーロッパでも、血で血を洗う戦いが繰り返された。
戦いの様相は酸鼻を極める。男は皆殺しにし、女子供は奴隷にし、財物を持ち去り、最後に火をつける。トゥーキュディデースが「戦史」の中で描写している紀元前5世紀のギリシャ人同士の戦いと、まったく同じだ。神の栄光に満ちた世とはとても思えない。
「哲学者や宗教者は生活についての考え方を変えたが、生活そのものを変えたことはいまだかつてない」。シュペングラー「西洋の没落」。
しまいに宗教上の目的は消え去り、領土の拡大だけが追求されるようになる。典型的なのが、宗教団体であり、戦闘集団であり、支配領域を持つ国家でもあったドイツ騎士修道会。彼らは、カトリックに改宗したリトアニアに対する侵略をやめず、ついに1410年、タンネンベルクで、ポーランド・リトアニア連合と激突する。その結果は・・・・・・。
学術書とは思えない生き生きとした描写で、一気に読ませる。日本人にはあまり知られていない、ヨーロッパ屈指の大国だった頃のポーランドの歴史もおもしろい。