を読む。ミルチア・エリアーデ著。ちくま学芸文庫。
バビロニアのマルドゥク神は、どうしてティアマト神と戦わなければならなかったのか。新しい世界を創造しようとする力と、原初に帰ろうとする力の対立(ユング流にいうと、意識と無意識の葛藤)が、そこに表現されているという。他にも興味深い分析多数。
引用元の「古代オリエント集」(筑摩世界文学大系)が読みたくなったが、現在絶版中。いやな時代にゃ。
早朝の梅野木峠を、コルナゴ・マスターXライトで制覇。
タイム的にはろくなもんじゃなかったが、やはり、同じクロモリのパナソニックORC04とは違う。ダンシングが明らかに軽い。前に乗っていたカーボンのアンカーRFX8(2009年モデル)よりも軽いかも。峠の後半の一番キツイ100メートル(わかる人にはわかる)を、一気にダンシングで上れたにゃ。何だろう? フレームの潰し加工のおかげ? それとも、ストレート・フォークが効いている? いわゆるダイレクト感があるのにゃ。
ちなみにこいつの重量は、ペダル、ライト、ボトル・ケージ、メーターつきで、約9.1キロ。そこそこの重さだが、「走って軽い」とはこのことなのか。
涼しい季節になって、体調が戻ったら、きっといいタイムが出るにゃ。
とりあえず名栗湖まで上ったにゃ。相変わらず、レ・マン湖のような美しさにゃ。
これが映画のラスト・シーンだったら、どんなにいいだろう。だが残念なことに、人生は続く。いつかこの自転車とも別れる日が来る。体力的な衰えによってか。あるいは経済的な破綻が先か。
まあ、今はお祝いにゃ。こうなごで一杯やるぞ。
コルナゴ・マスターXライト。スチール・フレームの中ではこれが最高・・・という人も多い。
イタリアから入荷するのに4ヶ月かかるという話だったが、実際には2ヶ月で来た。これ、本当にイタリア製なんだろうか。それに、何となく下品な感じが・・・・・・。