「ジギー・スターダスト・ザ・モーション・ピクチャー」を観る。
今まで収録されていなかったジェフ・ベック参加の「ジーン・ジニー、ラヴ・ミー・ドゥ、ジーン・ジニー、ラウンド・アンド・ラウンド」が目当てだったが、期待以上だった。特に、「ラウンド・アンド・ラウンド」。ローリング・ストーンズのカバーでおなじみの曲だが、ボウイがジギー・スターダストのキャラをほっぽり出して、単なるロックンローラーになっているのがおもしろい。これも、ジェフ・ベックという存在があってこそだったのだろう。
この日のライヴ全体の印象が変わるくらいのインパクトが、彼によってもたらされている。実に幅の広いエンターテイメントになっている。「ジギー・スターダスト」を愛する人なら、このカタチも必見だ。
(・・・もしかして、ジェフ・ベックの遺族がゴーサインを出したので、今回の発売となったのかにゃ?)