を観たのだった。彼女を生で観るのは、チャー・ボガート&アピスの武道館ライヴにゲスト参加した時以来2度目。
アコースティックとエレクトリックの2部構成で、実質3時間。
第1部の「戦争は知らない」。オリジナルのフォーク・ソングを大幅に改変。ほとんどボイス・パフォーマンス。歌詞とは逆のニュアンスを匂わせる暗黒劇になっていた。J・A・シーザー演出の効果か。
第2部は、バックのSALAMANDREが見事。ギターの鬼怒無月とバイオリンの勝井祐二のインター・プレイが圧倒的。
もちろんカルメン・マキの歌も衰えていなかったし、しゃべり方が寺山修司にそっくりなのには驚いた。
ところでカルメンといえば・・・・・・。確か10年前のちょうど今ごろ、初台ドアーズでの寺山関連のイベントに出演予定だったが結局出演せず、電話で「私はカゼ」と連絡してきた、というロック伝説が・・・・・・あるわけないだろっ! ワッハッハ!!
あの時は、代役のような形で月蝕歌劇団の森永理科にゃんこが「マキの子守唄」と「かもめ」を歌ったのにゃ。あの2曲は、今でも記憶に残っているにゃ。