「リア王」を観る。
せりふ劇でも、いつもの万有にゃ。特に、工藤丈輝さんの身体表現がすさまじいのにゃ。
アフタートークによると、シーザーは「J・A・シーザーの世界」に続く第2弾を執筆中とか。楽しみにゃ。
名栗湖への上り口にある壁画。こいつのタイトルが判明したにゃ。「名栗武州世直し一揆」、だと。前に、「全裸の男がナタを持って人々を追いかけまわしているところ」と書いたが、当たらずといえども遠からず、だったにゃ。
今回、思い切ってペダルのスプリングテンションを最大(15Nm)にしたのにゃ。そうしたら・・・・・・。
なるほど。「引き脚」って、こういうことだったのか。靴底に吸盤ができて、それがペダルにくっついているような感じ。これなら、ペダルを踏まなくても坂を上れる。膝でハンドルを蹴るようにすればいいにゃ。
でも、たとえばシマノのSPDペダルには、この真似は無理にゃ。SPD-SLじゃないと。ただ単にシューズとペダルがくっついているだけじゃだめ。密着、いや、「圧着」していないと、力がペダルに伝わらないのにゃ。
今までのワシのぺダリングは、いわば「素股」のようなものだった。「すまった!」という感じにゃ。ペダルからシューズを外すのは大変になるが、これからは走るようなぺダリングができるにゃ。
和田峠に来たら、コレにゃ。それはそうと・・・・・・。
ビンディングペダルで500キロ以上走って、わかったこと。今使っているルックのKEO2MAXには、スプリングテンションの調節機能がついているのだが、宝の持ち腐れにゃ。一番軽い9Nmのままにゃ。なぜなら・・・・・・。
今のシューズがシマノのR088(ソール剛性6)なんだけど、こいつが柔らか過ぎる。9Nmでもペダルから外すのに苦労する。カカトを外側にひねる→シューズが変型する→ペダルから外れる、という感じ。スプリングテンションが高いとシューズの変型に時間がかかって、信号待ちのたびに怖い思いをしないといけなくなるのにゃ。
KOGA A-LIMITEDでタイムアタックにゃ。結果は20分26秒17。残念。フラットペダルのスコット・アディクトR3の記録から12秒遅れにゃ。
和田峠は白石峠よりも距離が短く、傾斜も急にゃ。だから、カーボン製で軽いスコット&ひたすら踏むぺダリングの組み合わせが勝ったのにゃ。
この日の白石峠はガスがたちこめて、気温は10度くらい。上るのにはよかったが、下りは寒かったにゃ。
下る途中、いかにも苦しげなライダーとすれ違ったが・・・・・・。アドバイスするとしたら、まず、シッティングにこだわる必要はない。苦しい時は、むしろダンシングでしのぐべきだ。そして、呼吸。大きく吐いて、大きく吸う。
ついでに言うと、息を吐く時に「アー、アー」、と声を出すといい。そうやって、リズムを作る。声を聞いた通りすがりの女性ハイカーが、「この声は、もしかして。白昼堂々・・・・・・?」などと言いたげに振り返る。つまり、事故防止にもなるのにゃ。
本音をいうと、30分を切りたかったにゃ。そのためには、このKOGA A-LIMITEDにカーボンホイール&チューブラータイヤを履かせて・・・・・・。
いや、ダメにゃ。クリンチャータイヤのパンク修理も満足にできないのにそんなことをすれば、きっと罰が当たるにゃ。空気圧や表面の状態に注意してきたおかげで、今までパンクに見舞われることはなかった。この流れを大事にするにゃ。
KOGA A-LIMITEDでタイムアタックにゃ。結果は・・・・・・。
31分43秒50。やたっ! 自己ベストにゃうっ! 人生の折り返し点をとっくに過ぎたオッサンにしては、いいタイムにゃ。今までの記録は、3年前の5月14日に出した、スコット・アディクトR3による32分9秒76。細かいスペックを比較すると・・・・・・。
スコットの基本コンポはデュラエース7900。歯数はフロントが52×39T。リアが11-28T。ホイールがマヴィックのキシリウムSL。タイヤがミシュランのプロ3。ペダルがタイオガのフラットペダル。
今回のKOGAは、コンポがアルテグラ6700。歯数はフロントが52×39T。リアが12-30T。ホイールがデュラエース7900 C24TL。タイヤがブリヂストンのエクステンザRR1X。ペダルがルックのKEO2MAX。
歯数の差は大きい。今回は基本リア30Tで、リラックスして上れた。それに、ペダル。ビンディングペダルはシューズと一体化しているから、踏まなくても上れるんだよね。適当にサボって、体力を温存できる。
ただ、重量はスコットの方が800グラム近く軽い。それに3年前は、何が何でもヤルんだ、という落ち目のAV男優のような気迫があった。体力も、今回は微妙に低下しているかもしれない。ということは、フレームの性能は、互角かにゃ?