今年を振り返る 2

2018-12-30 20:03:36 | 

 ジェムソンのラベルが、新しくなったのにゃ。これって、ブレンダーとその弟子? いや、もしかして・・・。稚児、なのでは? ある一定の女性にアピールしようとしているのだわ。

 これを見て思い出した。サッカーのハリルホジッチ監督が解任された時の映像。スキンヘッドのいかつい通訳が、「今まで、日本に来る時は楽しい気分だったのに、今回は・・・」と報道陣に言いかけて声をつまらせる。それを後ろで見ていたハリルホジッチ氏は、ウルッときたのを隠そうと、あわててサングラスをかける。

 ・・・名場面だったわ。何気なくニュースを見ていてこの場面に遭遇して、思わず片膝をついちゃった。同じ体験をした女性は、全国に数十万人はいるはずだわ。今年のBL大賞は、この二人よ。

 来年はラグビーのワールドカップがあるわ。きっと、たくさんの名場面が。うふふっ、楽しみ。
 
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今年を振り返る

2018-12-29 18:39:13 | 

 酒はやっぱりウイスキー。左がアイルランドのジェムソン。甘口でマイルド。珍しいウイスキーだなと思ったが、これとほとんど同じ味のがあった。右のアベダラー・パイパー。スコッチなのに、スモーク分がほとんどなくて、甘口。それでいて、値段はジェムソンの半分くらい。もう、ジェムソンの立場がないな、と思っていたら・・・。
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上り納め

2018-12-27 18:50:31 | 自転車

 コルナゴ・マスターXライトで神戸岩まで上ってきたにゃ。

 もう、手軽な上りで十分にゃ。天気はいいのに、寒い。こりゃ、ロードバイクは春までお休みかにゃ。
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クリスマスの奇蹟

2018-12-25 17:24:23 | 下ネタ

 とあるステーキハウスのテーブルクロスに、こんな模様が・・・。

 とても偶然とは思えないわ。この間、新約聖書について書くと宣言したけど、それを喜んで下さった方がいらっしゃるのだわ。イエスさま、いいえ、このカタチから察するに、マリアさまが、「がんばって」というメッセージを送って下さったのだわ。色もカタチも、とってもキレイ。ホクロみたいなものもあるし。うふっ。

 どうしましょう。この画像をバチカンに送ったら、奇蹟として正式に認められるかも。うふふっ。

 みなさんにも、何らかのカタチで幸福が訪れることをお祈りするわ。ザー・・・、いいえ、アーメン。
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旧約聖書を読む 46 ひとまず終わり

2018-12-21 16:41:56 | 

 旧約聖書の「世界」。

 創世記第10章によると、大洪水の後に、ノアの息子セム、ヤフェト、ハムの3人から全人類が生まれたというが・・・。

 旧約聖書の記述はあまりにもざっくりし過ぎていて、わかりにくい。「ユダヤ古代誌」(ヨセフス)から引用してみる。

 セムからはペルシア人、アッシリア人、カルデア人(バビロニア人)、アラム人(シリア人)、リュディア人、バクトリア人、ユダヤ人他が生まれた。

 ヤフェト(ヤペテ)からはガラテヤ人、スキュタイ人、ギリシア人、トラキア人、フリュギア人他が生まれた。

 ハムからはエチオピア人、エジプト人、リビア人、カナン人、ペリシテ人(パレスチナ人)、シドン人他が生まれた。

 以上を見てわかる通り、西はリビアから東はバクトリアまで、北は黒海北岸から南はエチオピアまで。これが、「世界」のすべてになっている。「ユダヤ古代誌」は、旧約聖書の記述を紀元1世紀の知識に基づいて「拡大解釈」しているような感じがするが、それでもこの程度だ。旧約聖書においては、インド人や中国人、ゲルマン人、ケルト人、新大陸人・・・は、人類の中に含まれていない。彼らには、彼らの天地創造神話があるのだ。

 今まで長々と書いてきたが、旧約聖書は、日本人とは縁もゆかりもない。あくまでも、イスラエル(ヤコブの子孫)のための書物だ。旧約聖書が日本人を顧みないのなら、日本人が旧約聖書を顧みる必要もないだろう。アダムは日本人の祖先ではないし、日本人が「原罪」におびえるのは、ばかげたことだ。同じことは、ゲルマン人やケルト人にも言えるのだが。

 確か去年の10月から読み始めて、9月30日に読み終えた。今は新約聖書に突入しているにゃ。来年からは「新約聖書を読む」が始まるのにゃ。待っててにゃ。
 
 

 
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旧約聖書を読む 45

2018-12-18 17:01:43 | 

 旧約聖書は、歴史記述としてどうなのか。特に、バビロン捕囚以降。

 吉川弘文館の「世界史年表・地図」によると、ユダ王国がバビロニアのネブカドネツァル(在位605~562年)に滅ぼされて、ユダヤ人がバビロンに連れていかれたのは紀元前586年。アケメネス朝ペルシアのキュロス(559~530年)によって解放されるのは538年。キュロスの次のペルシア王はカンビュセスで、以下ダレイオス(521~486年)、クセルクセス(486~465年)、アルタクセルクセス(464~425年)・・・と続く。これらを踏まえると・・・。

 たとえば、エステル記。美貌の女エステルがクセルクセス王の寵愛を得て、ユダヤ人を危機から救う、という話なのだが・・・。
 エステルのいとこで養父のモルデカイという人物が登場するのだが、彼は元捕囚民だという。バビロン捕囚が終わってからクセルクセス王が即位するまで、50年以上が経過している。いったい、エステルは何歳なのか。モルデカイとそれほど大きな差はないはずだが。
 これがギリシア語版エステル記になると、ペルシア王がアルタクセルクセスになっていて、さらにタイムラグが大きくなる。

 ダニエル書。バビロニアを滅ぼしたのは「メディア人ダレイオス」で、その次に即位したのがペルシアのキュロスなのだという(6)。この「メディア人ダレイオス」というのが、謎の人物だ。有名なダレイオスとは時代が違うし、少なくともヘロドトスの「歴史」には出てこない。しかも「クセルクセスの子」なのだという(9、1)。もう、わけがわからない。

 ユディト記。美女ユディトが、バビロニアのネブカドネツァルの軍勢を色仕掛けで撃退する話。この時ユダヤ人は、捕囚の地から帰って来たばかりだったというが(4、3)、言うまでもなくこれは間違い。ユダヤ人が解放されるのは、ネブカドネツァルの死後20年以上経ってからだ。

 まあ、いちいち細かい点を気にする方がおかしいのかもしれない。そもそも、ペルシアのキュロスによってユダヤ人がバビロン捕囚から解放されたという話自体、ヘロドトスの「歴史」には載っていない。少なくとも当時のギリシア人にとっては、どうでもいいエピソードだったのだ。
 

 
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「支援」の謎

2018-12-17 17:37:11 | Weblog

 メキシコとアメリカの国境を突破した「移民」の女の子が死亡。支援団体はアメリカ政府を非難しているが・・・。

 どうして小さな女の子が、数千キロも移動して国境を目指さなければならないのか。それ以前に、健康状態が悪化していたのではないか。「キャラバン」という形に問題があるのではないか。

 本当にアメリカへ密入国したいのなら、各人がばらばらに、こっそりとやるべきだ。「キャラバン」では、トランプ大統領の格好の攻撃目標になってしまう。支援団体にはそれがわからないのだろうか。いや・・・。

 もしかしたら、宗教的な背景があるのかもしれない。彼らは、旧約聖書の「ユダヤ人のエジプト脱出・カナン定住」の真似がしたいのではないか。つまり彼らは、ユダヤ人を導いたモーセ(あるいはエホバの神)を気取っている、というわけだ。
 だが、このやり方は衝突を生む。かつてのユダヤ人も、カナンの先住民を女子供も含めて虐殺し、土地を奪い取ったのだ(ヨシュア記)。

 支援団体は、本当に「移民を支援」しているのか。疑う必要がある。
 
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学芸大学駅前で

2018-12-12 18:55:43 | 演劇

月蝕歌劇団の「五辨の椿」を観る。

 主演が永野希。元LIttle Non。ということは、「咲-saki-」のOPを歌っていた人なのにゃ。役者としては・・・。資質は十分あるが、表現にもっと「振幅」が欲しい。まだまだ伸びるはずにゃ。

 「月蝕歌劇団はこれからも続いていきます! ありがとうございました!」(白永歩美)

 終演後に、早くも宣言しちゃったのにゃ。まあ、たとえば梁山泊は座付き作家がいなくても活動しているし、「高取英の演劇」を上演し続けるという情熱が大事なのにゃ。

 エクリプスの会が存続するかは未定らしいが、細かいことは後回しでいい。今はともかく、残された映像、音源、原稿、手紙・・・が散逸しないようにして欲しい。それらは月蝕歌劇団だけでなく、演劇界全体の財産なのにゃ。
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旧約聖書を読む 44

2018-12-10 18:42:14 | 

 ユダヤ人の人身供犠についてのあれこれ。ほとんど備忘録。前に書いたのと違う。

 旧約聖書にはいくつか人身供犠の実例が出てくる。ユダヤ人の指導者エフタは、アンモン人との戦いに勝った後、主との約束通りに自分の娘を「焼き尽くす献げ物」にする(士師記11)。
 
 ダビデ王は、主の怒りを鎮めるために、サウル王の子孫をギブオン人(カナン地方の先住民の生き残り)に引き渡して処刑させた(サムエル記下21)。間接的な人身供犠と言えるだろう。
 
 これはユダヤ人の例ではないが、イスラエル、ユダ、エドムの連合軍に攻められたモアブ王は、長男を焼き尽くすいけにえとしてささげた。するとモアブの神ケモシュの怒りが起こり、連合軍は撤退した(列王記下3)。

 ユダ王アハズは、カナン人の慣習に倣って、自分の子に火の中を通らせた(列王記下16.3)。 

 イスラエルの人々はカナンの神バアルに仕え、息子や娘に火の中を通らせた。その結果、主の加護を失い、イスラエルはアッシリアに征服された(列王記下17)。

 人身供犠は、レビ記18.21、申命記12.31、同18.10によって禁じられている。にもかかわらず、このはやりっぷりはどういうわけなのか。
 
 仮説1。謎を解くカギは、モアブ人にあるのではないか。モアブ人は、アブラハムの甥ロトの子孫で、ユダヤ人とは血縁的に近い。一般にセム族というが、モアブ人とユダヤ人はもっと近くて、テラ族(テラはアブラハムの父親)と呼んだ方が適切だ。そのモアブ人は、人身供犠を行っていた。ということは、「カナン人の慣習」とは関係なく、そもそもユダヤ人も人身供犠を行っていた可能性があるのではないか。

 また、ロトの子孫にはモアブ人の他にアンモン人もいるが、アンモン人の神モレク(ミルコム?)も人身供犠で知られている。果たしてユダヤ人の主=エホバの神は、どうだったのか。
 
 さらに言うなら、人身供犠を禁じる規定は、実はバビロン捕囚後に書かれたのではないか。ユダヤ人は、自分たちの没落の原因を探し求めた。その結果、人身供犠が悪かった、ということになった。だから、「主がレビ記や申命記で禁じていたのに、それに逆らって人身供犠を行ったユダヤ人が悪い」、という体裁を後からこしらえたのだ。

 「儀典は神話に先行する」(ロバートソン・スミス)。だが・・・。

 もうひとつの仮説。先に挙げた5つの例のうち、最初の3つは人身供犠に至るまでの事情が詳しく書いてある。だが、後の2つは記述があまりにも大雑把だ。どうして子供に火の中を通らせたのかがわからない。イスラエルとユダの分裂王国時代に、本当に人身供犠が行われたのかは不明だ。動機は第一の仮説と同じになるが、自分たちの没落を説明するために、後からユダヤ人が人身供犠の記述を書き加えたのではないか。実際のユダヤ人の人身供犠は、エフタやダビデ王の場合のように、あくまでも例外的なものだったのではないか。いや、もしかしたら、同じことはモアブ人やアンモン人にも言えるかもしれない。
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渋谷で

2018-12-03 08:14:41 | 音楽

「HOPE AND LIVE」を観る。

 「この曲を偉大な劇作家に捧げます」(某氏)。それはいいのだが・・・。この曲をCDで聴けるのはいつの日か。

 コンチネンタルキッズ。30年以上前からその名は知っていたが、観る機会がなかった。「おっぱいの人」はもういないが、うむ、いい縦ノリにゃ。来た甲斐があったのにゃ。
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