「テイルズ オブ ヴェスペリア」をプレイ。
公式コンプリートガイドが届いたのにゃ。このゲームはスイッチや宝箱の位置がわかりにくいので、これがないとなかなか進行しないにゃ。1日1シーンのペースで、あと1ヶ月でクリアするにゃ。
柔道の石井慧が、母校で後輩に「保証人になるな」と説教。
もしも日本じゅうの大人がこのアドバイスに従ったら、大混乱になるだろう。街は、就職できない人や、部屋を借りられない人で、一杯になるはずだ。だが・・・・・。
日本の社会が、保証人なしで生きられる自由な社会へと移行するには、このくらいの荒療治が必要なのかもしれない。さすがは上杉謙信の生まれ変わりだ。
スパークリング・ホップに氷を入れて、飲んでみる。
・・・・・CMによると、フルーティさが増すそうだが、もうひとつか。あんまり味が変わらんな。これならワインに氷を入れた方がいいな。2ℓ700円で売ってるし。
「サバイバー 名将アリー・セリンジャーと日本バレーボールの悲劇」を読む。吉井妙子著。講談社。
この著者は、4年前のアテネ五輪の時には全日本女子バレーの柳本ジャパンをテーマにした本を出している。それが、なぜ今、日本のバレー界を去ったセリンジャー氏について書くのか。著者が、今の日本のバレー界をどう考えているのかが、ここから窺える。実際この本は、日本のバレー界でタブーとされている問題に深く切り込んでいるが、それは本を読んで確かめてほしい。
元イトーヨーカドーで、ダイエー、オレンジアタッカーズ、パイオニアでセリンジャー氏の指導を受けた斎藤真由美が語る秘話が、おもしろい。そういえば昔、TBSの「ニュース23」のスポーツ・コーナーに、彼女がよく出てたっけ。96年のアトランタ五輪アジア予選を前に、長い故障から復活したばかりの斎藤は、全日本を辞退したのだった。「ほんの一時(いっとき)の話題のために、選手生活を終わらせることはできない」、という彼女の発言が放送されたが、あの当時と今とでは、TBSの姿勢は全然違う。今は完全に五輪第一、ビジネス第一になってしまっていて、五輪の価値を否定するような発言を放送することは、決して、ない。
この本には残念な点が一つある。セリンジャー氏がダイエーを率いて初めて日本一を決めた試合では(確かユニチカが相手だったと思うが)、当時世界一のアタッカーだったキューバのミレーヤ・ルイスが大活躍したのだが、この本はそれについて全く触れていない。ほとんどのトスがルイスに上がって、彼女が一人で打ちまくって(山内美加を差し置いて)勝ったのだ。少なくとも初優勝は、監督の指導力ではなく、選手の個人技の賜物だった。
つい最近日本バレーボール協会は、次の全日本の監督を、インターネットを使った公募で決める、と発表した。果たしてセリンジャー氏は応募するのだろうか。もし彼が監督になったら・・・・・。「バレーボールは背の高い人がやるものだ」と言う彼のことだから、まず、ロシアやブラジルで代表入りできずにくすぶっている若手選手をスカウトして、日本に帰化させることから始めるのではないか。
「邪宗門」を観る。
音楽の一部は新録ぽかった。J・A・シーザーは、台本を通して今も寺山修司と対話している、ということか。
寺山作品は、役者にも特別なパワーを与えるらしい。細ーいあおいさんが三坂さんを軽々と担いで、花道を走り回っていたにゃ。
紙芝居「千夜一夜物語」を観に行く。
1977年の「寺山修司の千一夜 アラビアンナイト展」で上演されたものの再演だという。絵は全部で17枚。上演時間は約20分。同性愛、獣や樹木との愛、そして、最後は近親相姦・・・と書くとすさまじいが、絵はどこまでも美麗。音楽がなぜかビバルディの四季。J・A・シーザーだったら、もっとエロかっただろうに。初演時はどうだったんだろう。
口演は、月蝕別働隊の半澤んこ。久しぶりに観たけど、スリムになったのにゃ。会場の紀伊国屋画廊に集まった観客は30人ほどで、竹宮作品だけにほとんどが女性だった。おりしも紀伊国屋ホールでは、STUDIO LIFEが萩尾望都の作品を上演中。BL度の高い一日だったにゃ。