という記事を読んだ。
「エモ」って、毛皮族のエモジュンかと思ったら、新しい音楽ジャンルだという。・・・・・ふーん。最近の音楽って、言葉に頼り過ぎなんじゃないの?「エモという言葉」は新しいけれど、果たして「エモという音楽」は新しいんだろうか。袋小路にはまってしまった音楽の姿を、言葉でごまかそうとしているような感じがしてしまう。
新しい音楽とは、録音された年代が新しい音楽のことではない。聴き手にとって未知の刺激に満ちた音楽が、新しい音楽だ。
大昔にディープ・パープルやジミ・ヘンドリックスを初めて聴いた時の不思議な感覚を、今でも覚えている。新鮮だが、それでいて生まれた頃から知っていたような懐かしい感じ。聴くことが運命づけられていたように感じられる音楽。そんな音楽と、いつまでも出会い続けたいと思っている。そのためには、細かい能書きなんていらない。音楽との直接接触あるのみだ。