津波が迫っているのにお行儀良く整列して逃げようとするのは、愚行だ。「てんでんこに逃げろ」というのが、東日本大震災の教訓だったはずだ。それが、忘れられている。コロナウイルス対策で東京都が先走っているのを批判する人を見るたびに、実感してしまう。
小池都知事にケツを叩かれて、やっと夜の店の自粛要請に踏み切った安倍総理。ここまでボンクラだったとは。平時と非常時の切り替えが、あまりにも遅い。とことん経済優先なところは、ホリエモンに近いのではないか。
今の騒ぎが収まれば、またインバウンドとやらを再開するのだろう。一見平和が戻った時に、もしも中国軍が尖閣に上陸を図ったら、この総理大臣は国際法に則った適切な決断ができるのだろうか。
今の政権で憲法改正が実現しても、意味がない。安倍政権こそ、「戦後のレジーム」そのものではないか。保守派の人たちは、今のうちから新しい神輿を探しておくべきだ。