ついでにもう少し上の堂平山に上ったにょ。しばらくここに来ることはないかもしれないからにゃ。まあ、気分次第だけど。
もうタイムを記録するのはやめようかにゃ。体力的にこれ以上は厳しいかも。今までとは違った自転車の乗り方を追求してみようか。それはまた、後の話にゃ。
ゴ、ゴールにゃ。タイムは32分9秒76。新記録にゃ。よーし、おまいを作った甲斐があったぞ!
今までの記録は34分37秒93。その時使ったのはキャノンデールCAAD9 6。コンポがティアグラで、クランクがFSAゴッサマー・プロBB30コンパクト(50-34T)。スプロケットがスラムの12-26T。ホイールがキシリウム・エリート。タイヤがヴィットリア・ザフィーロ。
で、今回はスコット・アディクトR3。コンポはデュラエースで、クランクがアルテグラのノーマル(52-39T)。スプロケットが11-28T。ホイールがキシリウムSL。タイヤがミシュラン・プロ3レース。
スコットの方が1キロ以上軽いが、その効果が出たのにゃ。そして、ノーマル・クランク。コンパクトよりも重いのは確かだが、それはスプロケットをワイドな構成にすればいい。平地での巡航性能とヒル・クライム性能を両立させることができる。むしろ微妙に重い方が、ヒル・クライムにおいては適度な刺激になる。
現在、ほとんどの完成車にはコンパクト・クランクがついているが、それによって自分に合ったギア比を得られていない人も多いのではないか。どうも最近、自転車ライフがマンネリ気味だ・・・・・・と思っている人は、ノーマル・クランクに交換してみてはどうか。軽量のカーボン・バイクに乗っているなら、絶対お薦めだ。
ノーマル・クランクに、ワイドなスプロケット。来年あたり、これがトレンドになるかも。BB30とか、BB90とかに気をとられて、駆動力アップの基本を見落としていたのにゃ。
スコット・アディクトR3のクランクを、デュラエースのコンパクトから、アルテグラのノーマルに交換にゃ。デュラのコンポで組んで、クランクだけがアルテなのにゃ。プロっぽいでしょ。・・・・・・まあ、予算の都合上なんだけど。
よし、準備はできたぞ。
ノーマルクランクで梅野木峠を上ってみたが・・・・・・。うーん、やはり、ヒルクライムに関していうと、微妙。コンパクトクランクの34×28の方がクルクル回せて安心感があるけど、その割には進まない、というのもあるし。
まあ、ヒルクライムでどっこいどっこいなら、平地での差を考えて、やはりノーマルの方が上かな。というわけで・・・・・・。
はるかかなたに名栗湖が見えるのにゃ。
ノーマルクランクを使った感想は・・・・・・。うーん、平地での高速巡航は明らかにこっちの方が上だね。力を効率よくスピードに変えられる感じがする。楽に、速く走れるにょ。ヒルクライムは・・・・・・。微妙かな。39×28というギアは、コンパクトクランクの34×24と34×25の中間の重さだ。今回はこれで峠をクリアできたけど、不安が残るにょ。
そうだ、やっぱり、日ごろよく行く峠でもう一度試してみようっと。
つ、着いたのにゃ! ふもとから上ること約1時間10分、距離にすると10キロちょっとにゃ。何にも書いてないけど、標高は千メートル以上あるはず。
これといった激坂はないけれど、とにかく距離が長くて、だんだんテンションが下がってくるのにゃ。松姫峠に似ているかも。