「ローゼンメイデン」

が終わってしまった。まあ、原作が続くんだから、アニメも続くんだろう。

　今回気になったのは、「劇中劇」かな。今どきの劇団は、あんな「芝居がかった芝居」はやらない。小劇場系ならなおさらだ。キャストの中には演劇経験の豊富な人もいるのだから、だれかがツッコミを入れてもよかった。

　寺山修司が「俳優は演技をするな」、と書いてから（「迷路と死海」）、すでに３０年以上が経っているのにゃ。

梅野木峠 ２

　エリートのデボヨ。ステンレス製にゃ。重いけど、保冷性能は確かにゃ。本物のヒルクライマーなら絶対に使わないだろう。でもワシは、長距離を快適に走れればいいからにゃ。

　もう、タイムはどうでもいい。どうせ大した記録じゃないからにゃ。峠をクリアできれば十分にゃ。ていうか・・・・・・。

　たとえば白石峠を上っていると、途中で休憩している中高年のライダーをたまに見かける。ワシもああいうふうになりたいにゃ。完走できないからロードバイクをやめるのではなく、休み休みでも頂上を目指す。素晴らしいことにゃ。

梅野木峠

　２か月ぶりにヒルクライムにゃ。いつものキャノンデールCAAD９。でも、どこか違うぞ。

　まず、ハンドル。幅４２０ミリから４００ミリのやつに交換した。幅が広い方がヒルクライムの時呼吸が楽、と専門誌に書いてあったので、４２０ミリのやつを使ってきたが、やはり、広すぎる。別に体のどこかが痛くなるというわけではないが、平地を何１０キロも走っていると、サイズが合ってないなあといやでも実感してしまう。それが、我慢できない。４００ミリでも呼吸は苦しくならなかったにゃ。上ハンも十分握れるし。そして・・・・・・。

ヘロドトスの「歴史」 ２

　ペルシアのクセルクセス王が、まだギリシアに攻め込む前のエピソード。ある男が、自分の息子の兵役免除を願い出たところ、クセルクセスは激怒。息子の体を真っ二つに斬って道の両側に置き、軍隊にその間を通過させた、という。

　これとそっくりな供犠が、ロバートソン・スミスの「セム族の宗教」に出てくる。ローマ人のだったか、ゲルマン人のだったかは忘れたが、戦いに敗れた軍隊が、二つに切断した犠牲獣（ちなみに、人間ではない）の間を全力で駆け抜ける、というものだ。

　この供犠の最初の形は、単に犠牲獣の血を兵士たちにふりかけるだけのものだったのだろう、とスミスは推測している。古代において、神と神聖なる獣と人間は血縁関係にあり、「三位一体」をなしていた。危機に陥った時、人々は神聖なる獣の血によって、神との「絆」を再構築しようとした。これがこの供犠の意味なのだ、という。

　これをクセルクセスは、よりによって戦いの前にやってしまった。この時にペルシア戦争の結末は、決まっていたのかもしれない。

ヘロドトスの「歴史」

を再読。岩波文庫。

　スパルタ軍が全滅したテルモピュライの戦いは、ある神託を実現させるための、一種の人身供犠だったという。また、デルポイの神域に侵入しようとしたペルシア軍を撃退した、怪奇現象。さらに、エレウシスからサラミスへ向かった、神々の軍勢に関する証言。

　紀元前５世紀初めのペルシア戦争においては、トロイア戦争の頃と同様、まだ神々が人間の戦争に介入していたのにゃ。

ワタリウム美術館で

J・A・シーザー＆幾原邦彦のトークを聴く。

　「イコライザーのつまみの位置を全部そろえたら、シーザーの音になる」。「アニメ業界全体が、ブラック企業」。幾原監督、絶好調にゃ。

　「二人のコラボは、もうないのか」。そんなベタな質問をする勇気、ワシにはなかったにゃ。

「さよなら東京、さあ座って帰ろうか。」

を観る。

　小見川千明が主演、そして、ストーリーの導き手。膨大なせりふを、全く噛まずにこなす。立派だ。だが・・・・・・。

　どうしてもマカ、P子、歩鳥・・・・・・に見えたり聞こえたりするのにゃ。「奴婢訓」の時でさえそうなのだから、これはもう、如何ともしがたいのにゃ。宿命にゃ。

　作品は、ラストのオチがトンデモなくて、ちょっとビックリした。昔の東映アクション映画（「女ドラゴンシリーズ」とか）を思い出したにゃ。

５０００円の

ワインを入手したにょ。

　チリ産の「ミゲルトーレスチリマンソデヴェラスコ」。樹齢１００年以上の葡萄から作ったそうにゃ。今までの人生の中で、「最高の」ワインにゃ。でも・・・・・・。

　ある程度予想はしていたけど、ワシの口には合わないのにゃ。強すぎる（アルコール分１４パーセント）。まるで日本酒みたいな味にゃ。もっと軽くて甘味のあるやつがいいにゃ。

　ワシのおすすめは、ローソンで４００円で売ってるチリのカベルネソーヴィニオンのワインかにゃ。安いのに高級な味がするのにゃ。

テレ東の

「闇芝居」を見る。

　まあ、よくある怪談なのにゃ。べ、別に、怖くないにゃ。録画したやつを昼間見る分には、どうってことないにゃ！　ワッハッハ！！