こんにちは「中川ひろじ」です。

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9月18日 長野県議会園芸振興議員連盟視察

2012-09-18 19:49:30 | 食・農業
 
今日は、長野県議会園芸振興議員連盟の視察で、松本を早く出発。北アルプスのこれが最後の夏の姿かなと思えるほどきれいな山並に思わず車を止めてパチリ。視察は午前中はリンゴの栽培農家小林さんと農業生産法人アップルファームさみず。特に新わい化について、質問をした。長野県は「リンゴ三兄弟」と言ってシナノスイート、秋映、シナノゴールドに力を入れている。しかし、今は人々の好みに合って売れ筋商品でも10年、20年たつと飽きられる。新わい化の技術は、植えてから3年で実がつくので、新品種の拡大にも対応しやすいというお話。

 
(写真左)フェザー苗は、雪に耐えられるように枝を下向きにつくっている。写真右は6次加工で、アップルソース、無添加のリンゴジュースなどをつくって、流通もすべて自ら開拓をしているというアップルファームさみず。低農薬、ふくろかけなし、など安心安全な食物をどのようにつくっているのか、その宣伝がポイントかな?春夏秋冬に出していると思われるニュースは読みやすいものだった。

 
(写真左)お昼はサンクゼールのレストランで。ウェイトレスで働いているのは、私の友達の小林一成氏の奥さん小林フィデアさん。小林氏は若いころタンザニアに青年海外協力隊ででかけ、タンザニアから奥さんを迎えた。これまで、二人は「NPO法人フィデア・タンザニア孤児支援活動」で、自転車を送ったり、井戸を掘ったりの支援活動を行ってきた。今は、エイズや病気で親を失った子どもたちの孤児院をつくるため奔走しているとのこと。サンクゼールも全面的に支援をしています。
写真右は、午後の視察のナガノパープルの圃場。裂果しないように幹に切り込みを入れるのだそうだ。皮も食べられるナガノパープルやシャインマスカットは今売れ筋商品で露地物でもキロ1100円で取引されていますが、やはりブドウの業界でも競争は激しく、苗木栽培に地元で力を入れたから須坂や中野は全国に先駆けて売り出すことができたが、今後は全国から出てくるので価格は下がるだろうといわれていました。それでも、少しでも時期をずらすためにビニールハウスで暖房して遅らせる等の工夫をしているそうです。

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