こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

菅谷昭松本市長市政報告会

2016-08-06 22:23:25 | 活動日誌

菅谷昭松本市長市政報告会があり出席しました。以下、ツイッターでつぶやいた記録のまとめです。(動画あります)

4期目を当選して、マンネリにならないように新しい気持ちで望みたい。選挙戦で、これまでやってきたことが市民の皆さんに伝わっていなかったことを実感した。これからは、丁寧にお話をしていくことを心がけていきたい。

平和軍縮会議、平和宣言都市会議など、やってきた。これから平和の問題は重要な局面を迎えると思う。

バランスのとれた町づくりを目指してきた。超少子高齢社会を迎えるなかで健康寿命延伸都市を目指し、国を動かそうとしてきた。厚生労働省も5年たってモデル都市として認められ日本中から視察が途切れない。

昨年の国政報告の速報値が出た。県内19の市のうち唯一、人口が増えている。いい町をつくれば社会増になっていく。これからは、自然増を目指していきたい。結婚して子どもを育てられる町づくりをしていきたい。

お金のかからない選挙に心がけてきた。松本の健康は、人・経済・文化など6つの健康づくりを目指してきた。五つの政策目標。1つ目は健康と絆づくり。地域包括ケアシステム、松本は公民館活動などの地域活動がある、ここに地域の医療・介護などかが連携する。

二つ目は、次世代を育む町づくり。妊娠、出産から子育てを支援をしていく。三つ目は、地域経済の活性化、中心市街地の活性化。松本ヘルスバレー構想。四つ目は、暮らしと生活の基盤づくり。質の高さを求める。地域公共交通、エネルギー問題。松本の潜在能力をいかす。

5つ目は、将来世代に向けたハード整備。この他の話題。食品ロスの問題、30-10運動が取り上げられた。山の日祝日、皇太子を迎える。イオンモール東松本店工事がいよいよ始まった。市民のお話を聞き、会社とも話してきました。環境、交通など問題を解決していく。

チェルノブイリ事故から30年、何も変わっていない。老夫婦が5年前は五家族がいたが、今は三つ。原発の問題はそんな簡単に終わらない。行政は、健康な子どもは四割しかいないと語った。子供たちが本当に住んでいいのか、考えなければならない。

チェルノブイリから30年。チェルノブイリの皆さん、福島に関心を持っている。なぜ、日本はそういう状況なんですかと聞かれる。福島も広島と同じ核災害だという認識がうすい。私が手術した子どもに3人に会えた。女性はこともをだいているときが一番幸せだと話してくれた。

チェルノブイリのお母さん。今が一番幸せ、日本語の「友」と刺青をしていた。子どもが、自分のお母さんを助けてくれてありがとうと言ってくれた。福島の子供たちにヒカリとして伝えたい。
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被爆71周年原水禁公開講座

2016-08-06 09:00:20 | 脱原発・危機管理

広島に原爆が投下されてから71年目の暑い、熱い夏を迎えました。今日の松本は36度になるといいます。朝10時から菅谷松本市長のチェルノブイリ訪問報告会があります。午後は障害者の卓球クラブに参加します。夜は、松本ボンボンです。皆さんゴミを持ちえるなどの最低のマナーは守りましょう。

昨夜は原水爆禁止国民会議松本地区協議会が主催して「世界の流れに逆行した原発推進政策を考える」公開講座が開催され出席しました。冒頭、この一年間で原爆症で亡くなった方々へ黙祷をささげ、横内裕治議長から「被爆71周年を迎え、核兵器と原発のない世界を目指す。11月12-13日に4回目の脱原発ツアーを行う。多くの市民の皆さんの参加を」と呼びかけました。社民党を代表して私から「参議院選挙が終わったとたんに、沖縄の高江の工事が始まる、祝島の埋め立て工事が認可される・・・あらゆる場面で私たちは安倍政権への反撃の準備をしなければならない」と連帯の挨拶を申し上げました。

基調講演は信州大学人文学部准教授の茅野恒秀さんです。演題は「エネルギー政策の経路依存と長野県における諸問題」でした。(前半部分動画)
講演の主な内容は、1事故後のエネルギー政策はどのように展開しているのか、2立地地域はどのような状況を呈しているのか、3国策としての原子力推進は何を意味するのか、4原発事故は被災地に何をもたらしたのか、5信州も原発事故とは無縁ではない実態と懸念という流れでした。

私としては特に関心のあった現在宮田村で進められている8000Bq以下の事故由来の廃棄物の管理型最終処分場の建設計画について、ここでは報告しておきたい。(動画あります)

長野県内では、すでに中野市と小諸市に8000Bq以下の放射性物質汚染廃棄物の埋め立てを行っている管理型処分場があります。

中野市においては、これまでに長野県内では信濃町のばいじん・焼却灰1184t(放射性セシウム最大610㏃)、須坂市の1150t(同930㏃)、埼玉県桶川市1105t(1627㏃)、ふじみの市1542t(1725㏃)、千葉県松戸市11156t(1877㏃)、神奈川県大磯町2074t(1000㏃)、計18211tが処分されています。

また小諸市においては、長野県内では坂城町733t(540㏃)、佐久市・東御市・立科町130t(1223Bq)、佐久市・軽井沢町4465t(1970Bq)、御代田町81t(261Bq)、上田市131t(190Bq)、長野市1132t(184Bq)、筑北村6t(102㏃)、新潟県十日町市585t(740Bq)、群馬県太田市6049t(2820Bq)、埼玉県さいたま市4621t(350㏃)、新座市1578t(654㏃)、富士見市270t(604㏃)、蕨市・戸田市3316t(870㏃)、越谷市・草加市・八潮市・三郷市・吉川市・松伏町13867t(440Bq)、神奈川県小田原市291t(308Bq)、秦野市・伊勢原市51t(164Bq)、寒川町681t(293Bq)、三浦市1074t(380Bq)、大和市654t(500Bq)、湯河原町・真鶴町2808t(939Bq)、静岡県富士宮市1220t(410Bq)、浜松市260t(125Bq)、御殿場市13t(198㏃)、山梨県富士吉田市320t(204Bq)、上野原市685t(113Bq)、大月市・都留市891t(155Bq)、千葉県我孫子市2176t(1355Bq)、船橋市12976t(1310Bq)、茂原市・一宮町・睦沢町・長生村・白子町・長柄町1562t(500Bq)、市川市10802t(2179Bq)、印西市・白井市・栄町753t(2059Bq)、佐倉市・酒々井町607t(1088Bq)、八街市352t(1003Bq)、南房総市・鋸南町165t(109Bq)、計75307tが処分されています。
※出典:長野県のホームページに公開されています。

宮田村のいくつかの問題点
①まず8000Bqとは、どいう安全基準なのか?脱水汚泥埋立作業において、年間1000時間作業を行って追加の被ばくが1ミリシーベルトとなる値。つまり労働安全基準であって決して環境基準ではないという根本的問題。
②天竜川と太田切川の合流地点付近に立地し、容易に把握しがたい地下水脈がある。国立環境研究所の研究では飛灰中のセシウムの64%~89%が6時間で水へ溶けだすことが分かっている。予定地では流れの早い3つの地下水があり、水位の変動は、少なくとも6~7メートルに達する恐れがある。

今後の課題
①8000Bqを環境基準として安全であると本当に言えるのか、あらためて問うこと。
②放射性汚染物は集中管理すべきで拡散してはならないという原則を確認すべき。この場合、長野県内の汚染した汚泥の焼却灰の処理は県内で行うことを検討しなければならない。
③水に溶ける場所につくってはならない。

今後、少なくと以上の観点で国や県に対して問題提起をしていきたい。
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