(左アサマフウロ 右ヒメマツカサススキ)
軽井沢に生息する「アサマフウロ」という絶滅危惧種がある。アサマフウロは1894年に大渡忠太郎氏によって発見された植物で、国内では軽井沢のほか静岡、群馬、福島、茨城で確認されていて、自生している場所は極めて少数であり、軽井沢町馬取山田地区の群落は国内最大の個体が育成する自生地である。
現在、東京農業大学の宮本太教授が生態的特性を解明・記録するため調査が継続して行われています。
これまでにも、軽井沢の湿原に残されてきた希少植物が別荘やゴルフ場の開発などで失われてきました。現在、軽井沢サクラソウ会議や軽井沢オーガニック給食を考える会などが、馬取山田地区で進められている農地整備事業によるアサマフウロやヒメマツカサススキ、カヤネズミなどの希少動植物への影響を極力少なくするための提言を町に行っています。
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