リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

バーゼルワールド

2005年04月04日 03時53分57秒 | 日記
近所を歩いていますと、何かいつもと違う集団が目につきます。服装がきちんとしていてバッグも持っています。バーゼルはいわゆる観光地ではないので、観光客風の人はいないはずですが・・・そういえば3月31日から4月7日までバーゼルワールド2005という時計と宝石の見本市が開かれているのでした。観光客風の人たちはそれを見に来ている人たちだったんですね。
彼らの口からはアメリカ英語や中国語がよく聞こえてきました。日本語のグループも少数ですけどありましたね。
天気もいいので、クライン・バーゼルで開かれている会場まで散歩をすることに。
駅を出て、エリザベーテン通りを抜けてバーフューサ広場に行く道は散歩やスコラに行くときによく通る道ですけど、なんかすれ違う人がいつもと違うような。何か「よそもの」が多いなって感じ。(笑)
バーフューサ広場を通りゲルバー小路の方に入り、マルクト広場に出ます。そこを抜けるとライン河が見えてきます。橋の手前にあるバーゼルでもっとも由緒あるとされるホテル「ドライ・キューニゲ(三人の王様)」が目下改修中。まぁ、あんまり縁のなさそうなホテルですけど。(笑)
ライン河の橋を渡って5分も歩くと、会場が見えてきました。すごいにぎわいで何かいつもと雰囲気が違う感じ。会場の前ではディキシーランド・ジャズのバンドがライブをやっていて、これが結構うまくて見本市そっちのけで聴いていました。バーゼルワールドそのものはもう時間が遅くて入場券の発売はなく、入り口のあたりをちらっと見ただけでした。肝心なものは何も見ませんでしたが、まぁ天気もよかったし、いい散歩でした。