リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

蔦 (2)

2005年04月27日 17時58分26秒 | 日記
以前、葉が落ちない蔦のことを書きましたが、あれ以来街の中の蔦を注意して見るようになりました。今まで何気なく見ていたのですが、よく観察してみると、スコラに行く坂のところだけじゃなくて、他にもいっぱい葉がついているのがありました。中には右側だけ葉がついていて、あとは葉が落ちているものも。そして何と自分の下宿の入り口にも葉がついているのを発見!さらに下宿の裏手のは全部葉が落ちていました。つまりどこにも出かけなくてもこの現象は発見できたわけです。いかに毎日ぼーっとすごしていたかが分かります。(笑)
てっきりなんかの異変では?ひょっとして500年ぶりにバーゼルに大地震、なんてことも思わなかった訳ではありませんが、まぁ、奇妙なこととは思っていました。でも春になって理由がわかっちゃいました。簡単なことで要するに品種が違うようです。全部葉が落ちていた「蔦」から最近急に葉が出だして(着きだしてかな?)、その葉が越冬した「蔦」とは形が異なり、色も黄緑色であるのに気づきました。越冬蔦の葉は青緑のような濃いめの色です。
建物にはい上がって行くのは全部同じ蔦かと思っていましたが、いろいろあるんですね。と思いながら、ホピーの家に行くとき、途中の林を観察して歩いていたら、なんかまだ別の種類がありました。うーん、植物の世界も奥が深い。