リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

コンピュータミュージックショップ

2005年04月21日 02時03分42秒 | 日記
録音をしようと思って、日本からPCカードタイプのミュージックカードを取り寄せたんですけど、入力がラインレベルなので、マイクからは上手く録音できません。買うとき、てっきりマイクレベルの入力を持っていたと思いこんだんですね。
だって、「このカードがあれば、あなたのコンピュータが野外でも録音スタジオに変身!」みたいなことが書いてありましたからね。マイクをラインレベルに上げるアタッチメントは電源が要るのが普通だし、ちょっと宣伝文句と違うんじゃない?と思ったけど、向こうさんの言い分としては、「もちろん、電源を車などから取って、・・・」なんて言うんでしょうね。
しょうがないので、アタッチメントは現地調達。確かビニンゲンにコンピュータミュージック専門の店があったのでそこへ行くことに。
店へ行きまして、事情を説明すると、ものはあることはあるんですが、えらく高い。日本だと数千円くらいのものもあるんですが、200フラン近くします。おまけにでかいし・・・
近所のメディアマルクトというコンピュータショップにはまずないだろうし、どうしようか迷ってたら、おじさんが、
「こういうのもありまっせ」
と言って、丸いマック系デザインのものを持ってきました。
「これだけで録音できますぅ。この出力から、お宅はんのカードに入力したらよろしおま」
ほー、結構なもんですねぇ。電源もUSBから取るし。
よし、これに決めた!!で、いくら?
「100フランだす」
あー、やっぱりこっちは高い。なんでこんなんが100フランも。雰囲気的にはせいぜい40フランだよなぁ。ま、でもしょうがないので買うことに。
で、家に帰って接続したら、あのおじさんが間違ったことを言っていたことに気が付きました。ミュージックデヴァイスを2つ同時に認識できないんですね。うーん、しまった、店にいるときに気づくべきだったなぁ。
返品に行こうかとも思いましたが、とにかく一応は録音できる環境が整ったわけだし、(それも外部電源不要)とりあえずこれを使ってみようかということにしました。せっかくいいミュージックカードを買ったんだけど、まぁそれは日本に帰ってから使うかということで。