リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ヘビーな日 (1)

2005年04月06日 06時12分34秒 | 日記
今日はなかなかヘビーな一日でした。ホピーのレッスンが10時半からあるというので、7時前に起きて2時間くらい曲をさらいました。昼からだとゆっくり起きてさらえるのですけど、朝イチのレッスンはきついです、ってこんな程度世の中では普通ですよね。(笑)
レッスンでは最近はバッハのBWV1002をずっと見てもらっているんですが、今日ははじめてサラバンドとそのドゥーブルを見てもらいました。無伴奏ヴァイオリンのための曲はまずアレンジの問題があるのでなかなか大変です。もっともバッハのリュート作品もアレンジみたいなものですけどね。でも無伴奏ヴァイオリンやチェロのための作品を弾くにはバスを追加したり、音型を少し変えたり和音を補充したりで、かなり奏者の裁量による部分が多く、それだけにやっていて面白いです。
ホピーのアレンジはCDを聴いて知っているのですが、もちろん彼と同じ風にはやりません。彼も自分のやり方は強制しません。今日はアレンジに関する議論で終わってしまいました。
そのあと、モーリスの所へ楽器の調整のために行くことになっていまして、12時の列車に乗る予定でしたが、レッスンが長くなってしまって、乗り損なってしまいました。しょうがないので家に一旦帰り、モーリスに遅れる旨の電話をして、お昼を食べました。
(以下続く)