昨日も高齢ドライバーによる事故が報じられていました。アクセルとブレーキを間違えるという操作ミスが原因です。私も免許更新時講習で、運転の実地検査の際乗り合わせた方がアクセルとブレーキを踏み間違えて肝を冷やしたことがありました。本人はブレーキを踏んだつもりでも、実は足が動いていなかったというケースです。
リュートのレッスンをしていてもよく似たことが起こることがあります。「はい、ここは(左手の)3の指(薬指)で押さえて」と私が言うとなぜか3の指が動かず2の指が動いているケース。「はいはい、それは違う指ですよ」「いえいえ、ちゃんと3の指を動かして下さいね」・・・
リュートなら演奏がしづらくなる程度でしょうけど、車の場合に思っている足の操作ができないのは大事故につながります。こうした事例は一定数あると思われるという前提に立って、最近では衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などに代表される先進安全技術を搭載した車(サポカー)が販売されています。
でもこれがまだまだ未成熟で、先日もサポカー(軽自動車)の緊急ブレーキが効くかどうかをチェックしていたホンダ販売店の社長が、ブレーキが効かずに車にぶつけられた事故がありました。パネルの前で止まるはずが止まらず、パネルの後ろにいたその社長さんが重体だそうです。パネルの後ろにいたということは、そのブレーキシステムを信頼していたということでしょう。
私も同じ経験をしたことがありました。スバルのレヴォーグに試乗したときに、アイサイトが装備された車で同じようなことをやって、同じようにパネルに突っ込んでいってしまいました。幸いパネルの後ろには人がいなかったので事なきを得ましたが、いたら大変なことになっていました。販売店の方は大慌てです。そのときは夕方で西日がさしていたのでその光でアイサイトのカメラが誤動作したのではと考えられます。
そのスバルのレヴォーグですが、最新モデルで自動ブレーキの誤動作があったということで4月に国土交通省に改善対策を届け出をしましたが、最近同問題で再度改善対策を届けています。報告では不具合が145件、物損事故が2件起きているとのことです。
ホンダのシステムは軽自動車であってもしっかりしたものが付いているというイメージだし、スバルのアイサイトは最も先進的というイメージがありますが、他社の安全装置はどんなものなんでしょう?特定の条件でしか作動しない安全装置はあまり意味がないように思えますが、かといって完全なものをめざせばコストが上がる、そのあたりのせめぎ合いということでしょう。こういった安全装置により一定の確率で安全は担保されるでしょうけど、全面的な信頼をおいてはいけないということになります。
リュートのレッスンをしていてもよく似たことが起こることがあります。「はい、ここは(左手の)3の指(薬指)で押さえて」と私が言うとなぜか3の指が動かず2の指が動いているケース。「はいはい、それは違う指ですよ」「いえいえ、ちゃんと3の指を動かして下さいね」・・・
リュートなら演奏がしづらくなる程度でしょうけど、車の場合に思っている足の操作ができないのは大事故につながります。こうした事例は一定数あると思われるという前提に立って、最近では衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などに代表される先進安全技術を搭載した車(サポカー)が販売されています。
でもこれがまだまだ未成熟で、先日もサポカー(軽自動車)の緊急ブレーキが効くかどうかをチェックしていたホンダ販売店の社長が、ブレーキが効かずに車にぶつけられた事故がありました。パネルの前で止まるはずが止まらず、パネルの後ろにいたその社長さんが重体だそうです。パネルの後ろにいたということは、そのブレーキシステムを信頼していたということでしょう。
私も同じ経験をしたことがありました。スバルのレヴォーグに試乗したときに、アイサイトが装備された車で同じようなことをやって、同じようにパネルに突っ込んでいってしまいました。幸いパネルの後ろには人がいなかったので事なきを得ましたが、いたら大変なことになっていました。販売店の方は大慌てです。そのときは夕方で西日がさしていたのでその光でアイサイトのカメラが誤動作したのではと考えられます。
そのスバルのレヴォーグですが、最新モデルで自動ブレーキの誤動作があったということで4月に国土交通省に改善対策を届け出をしましたが、最近同問題で再度改善対策を届けています。報告では不具合が145件、物損事故が2件起きているとのことです。
ホンダのシステムは軽自動車であってもしっかりしたものが付いているというイメージだし、スバルのアイサイトは最も先進的というイメージがありますが、他社の安全装置はどんなものなんでしょう?特定の条件でしか作動しない安全装置はあまり意味がないように思えますが、かといって完全なものをめざせばコストが上がる、そのあたりのせめぎ合いということでしょう。こういった安全装置により一定の確率で安全は担保されるでしょうけど、全面的な信頼をおいてはいけないということになります。