リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スズキ・フロンテクーペ

2021年11月22日 14時50分38秒 | 日々のこと
トヨタ系の自動車情報サイトにスズキ・フロンテクーペのことが出ていました。

スズキ・フロンテクーペ

今見てもなかなかスタイリッシュですが、当時的な目には流麗なフォルムに目を奪われたものです。実はこの車を短い間でしたけど所有していたことがありました。1980年始め頃に知り合いから3万円という格安価格で譲ってもらいました。

その頃は確かシビック・カントリーというワゴンに乗っていましたが、その前が初代シビック、そしてその前に360cc規格の軽自動車三菱ミニカに乗っていました。

そのミニカと比べるとフォルムが流麗なことはもちろんのことそのエンジンサウンド(2サイクルエンジンの独特な音、私はこの音が大好きでした)がまたイカしていました。そしてミニカで登り切るのがやっとだった(もう50m坂が長かったら多分途中で止まっていた)東名阪高速道路の桑名から四日市に行く途中の急な上り坂をグイグイと加速していくのには驚きでした。まぁ今の軽自動車よりは実際は遅いと思いますけど、バイクに匹敵するような高回転で坂を上っていくのは体感的にはすごいスピード感を感じたものでした。

シビック・カントリーより運転していて面白いので調子に乗って乗りまくっていましたが、1年も乗るか乗らないうちにトランスミッションが壊れてしまいました。修理工場のおじさんはミッションの載せ替えだと7,8万はかかると言っていました。3万で買った車に修理代がその倍以上か・・・と迷いましたが結局は廃車にしました。

修理しながらずっと動態保存していたらよかったなぁと今思わなくはないですが、零戦の動態保存とまではいかないにしてもフロンテクーペレベルでも私の力量では無理だったでしょうねぇ。最近近所の中古車販売店に置いてある赤いダイハツコペンの中古車が妙に気になる・・・