リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

90年代の作品(15)

2021年11月09日 19時59分13秒 | 音楽系
今回の作品は平成14年版S堂英語教科書のための音楽の最後になります。

Sun, sunny

フランジャーがかかったバス(ベース)は昔よく使われていたように思いますが、最近ではあまり聴かれません。なんか懐かしい感じがしますね。

英語ではsun - sunny のように、名詞に -ly をつけて形容詞を作りますが、そういう関係にある語(sun - sunnyのような)が歌詞になっています。歌詞自体は全体としては別に大きな意味はないのですが、音楽が全体として意味がないようで困りますので、途中で意味ありげに盛り上がって曲は終わります。

実は歌入り版では歌手の方が私が書いたこととは違う風に〽ラ~ララ~なんてやってるもんですから、クレームをつけました。でももう一回ロスで取るのは出来ないし、私が乗り込んで録音をスーパーバイズするのはもっと出来ないと言われて泣く泣くそれがそのまま製品版になるのを承諾したのでありました。