リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

土曜日の午前

2022年08月13日 15時42分11秒 | 日々のこと
かなり髪の毛が伸びてきたので、午前中家内にに散髪をしてもらいました。前回の散髪が4月でしたので、道理で長く伸びてしまったわけです。頭にオオアレチノギクならぬコ・アレチノギクが生えてるみたいでしたが、さっぱりしました。

さっぱりしたところで音階とアルペジオの練習を40分ほど。こういった練習は技術が落ちないようにするため、さらには少しでも向上するためには欠かせません。ただ気を付けたいのは正しいフォームで音をよく聴いて継続的に続けることです。

アルペジオの練習ついでに、バッハのシャコンヌのアルペジオを弾いてみました。第1部の終りあたりに出てくるアルペジオです。バッハはアルペジオの形はほとんど省略して書いていますが、和音の進行はとてもヴァイオリン・フレンドリーな書き方をしていますので、ヴァイオリン以外の楽器で弾く場合は原譜のままの形で弾くのはあまり得策ではありません。

実際少しでもリュート・フレンドリーというかリュート・コンシャスに弾けるようにとみなさんいろいろ工夫されています。10年ちょっと前でしたかこの曲を演奏したことがありましたが、そのときとは異なるアイデアが浮かびましたのでその形で練習してみました。もっとも今のところこの曲をコンサートにあげる予定はありませんが・・・