リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

たえずアップデート!?

2022年08月12日 19時05分43秒 | 日々のこと
プールや海に行って帰る時、男性なら海水パンツ一枚で車に乗り帰宅という方もいるかも知れません。私も遠い昔にそういうことをしたようなしなかったような・・・

仮にそういう方を見かけても「お、ハダカで運転しとる!」くらいは思いますが、まぁ特に違和感みたいなものは感じません。でも最近聞いた話ではそういうのは公然わいせつ罪に問われるかも知れないとのことです。

小さい頃は近所の爺さんがふんどしのみで近所を歩いていたり、風呂屋に出掛けたりなどというのは特に珍しい光景ではありませんでした。越中ふんどしはあまり見かけず、六尺ふんどしだった記憶があります。銭湯に行くと籐の丸いカゴが置いてあって、その中に六尺ふんどしがとぐろを巻いているのを時々見かけました。六尺の主は今お湯につかっているわけです。置きっぱなしですが、そんなもの盗る人はいません。

今の基準ですと、そういう爺さんはウチから銭湯まで行く間で公然わいせつ罪に問われる可能性大です。ここ半世紀で日本のそのあたりの(どのあたりかわかりませんが)基準が大きく変わってしまっているのを今更ながら確認しました。私のような老齢層の人間はそのあたりをたえずアップデートしていかないと世の中についていけなくなるばかりか、場合によってはお縄を頂戴する羽目になるかも知れません。