リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

Studio One 6 リリース!

2022年10月02日 14時58分13秒 | 音楽系
バージョン5.5でずっと止まっていたStudio One が6をリリースしました。私は5.5を使っていますが、そこからのバージョンアップは19800円でできます。10000円くらいとか9800円って演出してくれたら間違いなくアップグレードするんですけど、ちょっと迷ってしまう金額です。

Studio One

バージョンアップの内容を見てみましたら、少し引っ張られるものもありましたが、基本的には大半が私にはあまり必要のないところでした。

録音のエディットにはSequoiia 15 を使ってますがこれも16にバージョンアップされています。こちらもあまり必要のない部分のアップグレードばかりで、必要を感じませんでした。15の前は11でしたが、コアな部分は何も変わっていません。ただVST3が使えるようになったことと使いやすい日本語マニュアルがあるので大枚を叩いて15を購入した次第です。

Studio One はまだ比較的新しいDAWですが、基本部分の完成度は高いです。他のDAW、例えばLogic, Cubase, Digital Performer などはもう20年、30年と続いているDAWなので基本部分は直す余地はあまりないみたいです。ただコーディングが古いということで速度や音質の問題も出てくるでしょうけど、今更ごそっと全て新しく書き換えるのもリスクがあるし経費もかかるのでなかなか踏み込めないという事情もあるのでしょう。

一般的に音楽関係のデジタルは枯れたものが多いです。MIDI規格なんてまだ使われていますが40年くらい前に決められた規格です。その頃はPC8001、Basicの時代であったことを考えると恐ろしく長持ちしている規格です。昔習得したPC8001やBasicの知識は何も役に立ちませんが、音楽関係のデジタルはありがたいものです。DAWもある意味保守的だし、実際問題ごそっとインターフェイスを変えてもらっても困るし。まぁでもメーカーのことを考えると時々はバージョンアップに付き合わないといけないのかも知れません。