9月に発売されましたマツダ CX-60に試乗してきました。CX-60は後輪駆動とAWDの新しいラージ・プラットフォーム第1弾です。今までのスカイアクティブと呼ばれる一連の車は前輪駆動とAWDでプラット・フォームは異なります。CX-60の全長×全幅×全高:4740×1890×1685mmの堂々たる体躯からはマツダの意気込みが伝わって来るようです。

パワー・トレインは4種類、直4、2.5Lガソリン、直6、3.3Lディーゼルと同48Vマイルドハイブリッド、そして直4、2.5L PHEVです。試乗したのは直6、3.3Lディーゼル48Vマイルドハイブリッド車です。担当の方のあとについて試乗車に向かいますと隣にもう一台のCX-60が。聞くとこれは明日納車予定の車ということです。9月発売なので最近の車にしては納車が早いです。もっとも同車の受注開始はは6月でしたから、その頃にいの一番で受注した車かも知れません。実車を見ないで注文したわけですから、注文した人は根っからのマツダファンに違いありません。
さていよいよ試乗車に乗り込みます。内装はさすがにマツダの最高級車だけあってとてもシック。センターコンソールの幅がちょっと広めで膝あたりに気持ち窮屈感を覚えました。

ハンドルは私のミニクロスオーバーと比べると少し軽め、でもトヨタ車みたいに超軽という訳ではありません。こういった試乗の場合、タイヤが10回転くらいしたら大体車の素性がわかると言われますが、これはベテランモータージャーナリストの話。わたしごときではとてもそこまではわかりませんが、ただ発進のときのエンジン音が大きい感じがしました。それと550Nm+モーターのパワートレインですの極低速時にトルク感がもっとあっていいような感じがしました。
試乗コースは国道23号線を走って途中から左折して、伊勢湾岸道湾岸桑名インターの手前で戻ってくるというコースです。インターの手前1km位は交通量も少なく、100km/h位は出せますが、出してはいけません。ぐっとアクセルを踏み込んで加速を試してみましたが、3.3L550Nm+モーターのパワーは伊達ではありませんでした。ただ少しターボラグが大き目で、エンジンパワーが上がってくるのに少し時間がかかってしまう感じを受けました。
道路のうねりに対してピッチングが大きめなのと乗り越えたあと少しふわふわするのも気になりましたが、これらは距離をある程度走ると収まっていくのかも知れません。車内はとても静粛で高級車然とした走り、燃費もリッター20kmを超えています。ワンタンク(58L)で1000kmは軽く行きますので長距離ドライブはとても快適だと思います。それでいてマイルドハイブリッドではない方の3.3Lディーゼル車だと何と320万円台という破格のお値段。軽EVの日産サクラが294万ですからかなり接近しています。これから発売になるガソリンの2.5Lだと300万を切るらしいですが、マツダのフラッグシップとなる車種だけにそういった廉価版は出さない方がいいような気がします。
今後はPHEVも出てきますが、恐らくこの車の売れ筋は3.3Lのディーゼルになるだろうと思います。でもこれだと素の車といった感じでメーカーオプションをつけると50万くらいは余分に必要になるかも知れません。MINIが同じような戦略で、アレもコレもという具合にオプションをつけると合計600万くらいは行ってしまいます。マツダがMINIの価格戦略に学んだかどうかは知りませんが、高価なマツダ車が認知されていくのがマツダの今後の課題だと言えます。

パワー・トレインは4種類、直4、2.5Lガソリン、直6、3.3Lディーゼルと同48Vマイルドハイブリッド、そして直4、2.5L PHEVです。試乗したのは直6、3.3Lディーゼル48Vマイルドハイブリッド車です。担当の方のあとについて試乗車に向かいますと隣にもう一台のCX-60が。聞くとこれは明日納車予定の車ということです。9月発売なので最近の車にしては納車が早いです。もっとも同車の受注開始はは6月でしたから、その頃にいの一番で受注した車かも知れません。実車を見ないで注文したわけですから、注文した人は根っからのマツダファンに違いありません。
さていよいよ試乗車に乗り込みます。内装はさすがにマツダの最高級車だけあってとてもシック。センターコンソールの幅がちょっと広めで膝あたりに気持ち窮屈感を覚えました。

ハンドルは私のミニクロスオーバーと比べると少し軽め、でもトヨタ車みたいに超軽という訳ではありません。こういった試乗の場合、タイヤが10回転くらいしたら大体車の素性がわかると言われますが、これはベテランモータージャーナリストの話。わたしごときではとてもそこまではわかりませんが、ただ発進のときのエンジン音が大きい感じがしました。それと550Nm+モーターのパワートレインですの極低速時にトルク感がもっとあっていいような感じがしました。
試乗コースは国道23号線を走って途中から左折して、伊勢湾岸道湾岸桑名インターの手前で戻ってくるというコースです。インターの手前1km位は交通量も少なく、100km/h位は出せますが、出してはいけません。ぐっとアクセルを踏み込んで加速を試してみましたが、3.3L550Nm+モーターのパワーは伊達ではありませんでした。ただ少しターボラグが大き目で、エンジンパワーが上がってくるのに少し時間がかかってしまう感じを受けました。
道路のうねりに対してピッチングが大きめなのと乗り越えたあと少しふわふわするのも気になりましたが、これらは距離をある程度走ると収まっていくのかも知れません。車内はとても静粛で高級車然とした走り、燃費もリッター20kmを超えています。ワンタンク(58L)で1000kmは軽く行きますので長距離ドライブはとても快適だと思います。それでいてマイルドハイブリッドではない方の3.3Lディーゼル車だと何と320万円台という破格のお値段。軽EVの日産サクラが294万ですからかなり接近しています。これから発売になるガソリンの2.5Lだと300万を切るらしいですが、マツダのフラッグシップとなる車種だけにそういった廉価版は出さない方がいいような気がします。
今後はPHEVも出てきますが、恐らくこの車の売れ筋は3.3Lのディーゼルになるだろうと思います。でもこれだと素の車といった感じでメーカーオプションをつけると50万くらいは余分に必要になるかも知れません。MINIが同じような戦略で、アレもコレもという具合にオプションをつけると合計600万くらいは行ってしまいます。マツダがMINIの価格戦略に学んだかどうかは知りませんが、高価なマツダ車が認知されていくのがマツダの今後の課題だと言えます。