リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ファームウェア Ver.03

2022年10月12日 14時50分42秒 | 音楽系
カーオディオのHi-ResメディアプレーヤーAT-HRP5(Audiotechnica製)のファームウェアがバージョンアップされていました。1年ぶりです。車にもともとついているプレーヤーの替わりにこのAT-HRP5で楽曲データを再生しています。もちろん切り替えも可能です。

少し不便なのは車載のシステムと一元化出来ていないので、AT-HRP5で曲を聴いているとシステムからの音声(例えばカーナビの音声とか電話がかかってきたときの音声)が聞こえなくなることです。2つのシステムが共存して切り替える方式なのです。カーナビを使っているときは仕方がないので車載のシステムでオーディオを聴いています。(私は車に乗っているときはほぼ100%音楽を聴いています)

AT-HRP5で再生すると明らかに音はよくなります。安物のCDプレーヤーから高級品に替えたくらいの差はあります。久しぶりにAudiotechnicaのHPを見ましたらVer.03がアップされていましたので早速インストール。

リリースノートには、
● 本製品のメモリーの負荷により、AT-HRD500/AT-HRD5とのUSB接続が切れる不具合を解決しました。
● 音楽データ再生時のレジュームのタイミングを見直し、レジューム機能を改善しました。
● 本製品のCPUの負荷を軽減させ、音質を向上しました。

とありました。本製品の問題点として、フォルダのソーティングがされないことと、曲の頭がフェイドインしてしまうことがありました。これらはメーカーのサポートにも伝えたのですが、これらの問題点は残念ながら改善されていませんでした。2つめのレジューム機能改善は特に期待していたのですが・・・でも3つめの音質向上ははっきり効果が出ていました。音が更にクリアーになり、細部がより鮮明になりました。この辺がデジタル機器の面白いところです。