バロック音楽の旅15講座第2回のレクチャーが終了しました。第1回はバロック音楽の基礎知識のレクチャーを毎回やっていますが、第2回はテーマを決めてのレクチャーです。今年は「著名作曲家のレアな曲」というタイトルで珍しい曲、奇妙な曲、よくこんな曲書いたなという曲などを8曲サウンドとビジュアルを交えて紹介いたしました。

紹介した曲は次の曲です。
1. J.ハイドンJ: バリトントリオ81番
2. J.S.バッハ–S.L.ヴァイス : ヴァイオリンとチェンバロのための組曲イ長調
3. D.スカルラッティ: 猫のフーガ
4. J.ガロ : シャコンヌ彗星
5. G.P.テレマン : ガリバー組曲よりリリパット(小人)のシャコンヌ、ブロブディンナグ(巨人)のジグ、時々目を覚ましながら昼寝するラピュタ人、礼儀正しいフウイヌムのルーレとヤフーの怒り
6. M.マレ : 膀胱結石切除手術の光景
7. J.H.シュメルツァー: 放屁の日のためのソナタ
8. J.ダウランド : チェンバレン殿様のガリヤード
1曲目のハイドンは珍しい楽器としてバリトンを紹介しました。2のバッハ、ヴァイスの共作という珍しい成立過程を経た曲、3の一風変わった音程が続くテーマのフーガである猫のフーガあたりはまだ穏当ですが、だんだん過激な曲が出てきます。
4では1664年の彗星が7度の和音で始まる曲の成立と関係しているのではないかという仮説を立ててみました。5のテレマンの曲はオリジナルの楽譜を見ていただきながら聴いてもらいました。「忠実な音楽の師」がオリジナルソースですが、リリパット(小人)のシャコンヌを3/32という拍子で書き、いかにも小人が群れ動いているような譜面の楽譜を書いたテレマンのウィットには感心します。
6のオリジナルの楽譜に書かれている言葉---手術の進行や様子を書き表していますーーーの訳を音楽の進行に合わせて表示していきましたので、どの音型が手術のどういうところを表しているのかがよくわかって頂けたと思います。楽譜はとてもビジュアルに書かれています。
7シュメルツァーのユーモアあふれる曲はもう聴いて頂ければすぐわかるもの。最後の8ダウランドの曲はヴィジュアル付きでしたので、百聞は一見に如かずでした。
次回第3回の講座はコンサートは11月13日(日)でチェンバロの杉浦道子さんをお迎え致します。この講座は県外の方も、途中の回からもご参加できますので、興味のある方は是非桑名までお越し下さい。

紹介した曲は次の曲です。
1. J.ハイドンJ: バリトントリオ81番
2. J.S.バッハ–S.L.ヴァイス : ヴァイオリンとチェンバロのための組曲イ長調
3. D.スカルラッティ: 猫のフーガ
4. J.ガロ : シャコンヌ彗星
5. G.P.テレマン : ガリバー組曲よりリリパット(小人)のシャコンヌ、ブロブディンナグ(巨人)のジグ、時々目を覚ましながら昼寝するラピュタ人、礼儀正しいフウイヌムのルーレとヤフーの怒り
6. M.マレ : 膀胱結石切除手術の光景
7. J.H.シュメルツァー: 放屁の日のためのソナタ
8. J.ダウランド : チェンバレン殿様のガリヤード
1曲目のハイドンは珍しい楽器としてバリトンを紹介しました。2のバッハ、ヴァイスの共作という珍しい成立過程を経た曲、3の一風変わった音程が続くテーマのフーガである猫のフーガあたりはまだ穏当ですが、だんだん過激な曲が出てきます。
4では1664年の彗星が7度の和音で始まる曲の成立と関係しているのではないかという仮説を立ててみました。5のテレマンの曲はオリジナルの楽譜を見ていただきながら聴いてもらいました。「忠実な音楽の師」がオリジナルソースですが、リリパット(小人)のシャコンヌを3/32という拍子で書き、いかにも小人が群れ動いているような譜面の楽譜を書いたテレマンのウィットには感心します。
6のオリジナルの楽譜に書かれている言葉---手術の進行や様子を書き表していますーーーの訳を音楽の進行に合わせて表示していきましたので、どの音型が手術のどういうところを表しているのかがよくわかって頂けたと思います。楽譜はとてもビジュアルに書かれています。
7シュメルツァーのユーモアあふれる曲はもう聴いて頂ければすぐわかるもの。最後の8ダウランドの曲はヴィジュアル付きでしたので、百聞は一見に如かずでした。
次回第3回の講座はコンサートは11月13日(日)でチェンバロの杉浦道子さんをお迎え致します。この講座は県外の方も、途中の回からもご参加できますので、興味のある方は是非桑名までお越し下さい。