リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

パデュー大学での事件

2022年10月07日 14時20分37秒 | 日々のこと
ちょうど12年前の10月6日にパデュー大学の根岸英一先生がノーベル化学賞を受賞されましたが、そのパデュー大学でくしくも10月6日(日本時間、昨日)に恐ろしい事件が起きました。学生の寄宿舎で殺人事件が起こったのです。犯人はルームメイトで直ちに逮捕されました。あまり大きくは報じられていませんが、もうこの程度と言ってはナンですが、この話はあまりネタにならないのでしょうか。

パデュー大学は私の娘が留学していた大学で、15年くらい前同大学でレクチャーコンサートをしたこともありました。同大学は寄宿舎がとても完備されていて、大学からは地下道がはりめぐらされていて、それを通って寄宿舎に行くことができます。なにしろ彼の地の冬の寒さは半端ではありませんので、外に出ずに寄宿舎まで行けるのはとても素晴らしいことだと思いました。

パデュー大学はインディアナ州のウェスト・ラファイエットというところにあります。ホピーに娘の大学のことを話したら、ラファイエットという地名はフランスの貴族でアメリカ独立のために戦ったラファイエット侯爵マリー=ジョセフ・ポール・イヴ・ロシュ・ジルベール・デュ・モティエにちなんでいるそうです。アメリカ各地にラファイエットにちなんだところが何か所もあることも教えてくれました。

しかし郊外の平和で静かな一角でこういった事件が起こるとは思いもよりませんでした。世の中が物騒になってきているのかも知れませんが、今後は起こらないように祈るばかりです。