マカオ・香港旅行記・・・・13

2010年01月22日 | 
それこそ最終日、ホテルの朝食のバイキングで、コックさんの帽子の高さを確認してしまったわ。やっぱり偉かったんだー。

 最後の買い物ですよと言われて免税店へ。「30分でいいですかー」とは珍しい・・・・。
昼食もワンタン麺かジャージャー麺の注文もクルマの中で段どるすばらしさ。早く空港に行って、席を確保しましょうと・・・どんどんと進む。

 「きっと彼女の午後の日程が詰まっているのね」なんてみんな思ったりして。でもここまで来れば、とってもすっきりして気持ちがよかったわ。

 なんだかんだと言いながら、目一杯楽しんだ旅だった。今回現地の方との会話を随分楽しめた。もちろん万国共通語も使ってね。ツァーで行くと現地の人と土産物屋以外で話したことあるかしらと思うことさえあるもの。

 オプションも入れず、自由行動するのも、治安のいい国だからこそ。そこを一番の基準においている。貴金属の類も、ブランド物も身に付けず、ヤーンダ(岩村田)の町を歩く姿そのものだ。

 随分食べ物のことを書いたけど、食べ物がその旅のすべてではない、食事はただ心がこもった料理を食べたいだけなのだ。郷に入れば郷に従うがモットー。

 何年か前、西安で3回続けて「マーホードーフ」が出た。食事の最中に土産物の営業トークにうんざり。その西安のガイド氏から、日本からのお客様がこんなに来なくなってしまうなら、都会へ出て行かなければなりません、なぜ来ないのでしょう、と真面目に聞かれた。
 「マーボードーフ」のせいよ、と冗談にも言いたかった。向いている方向が違うのだ。ついこの間まで体制の違う国にそれ以上のものを急速に求めるのは過酷でもあったが。

  そのガイド氏の切実な声に胸うたれた私は、旅の最後の夜を原稿用紙3枚ほどに、旅の印象を綴り、日本人がこの地に来たくなるような提案をし、旅行会社に送ったがなんの音沙汰もなかった。

 どこの旅行会社もそうでもあらずで・・・・ちゃんとご丁重な肉質のお手紙をくれる上司がいることも本当。

 飛行機に乗ってあの青い空が見れたら、3ケ月はにこにこしていられると思ったのは当初の頃。今はひたすら「通路側」を狙うからその青空を見てることはほとんど無い。

 私が何十年という日々を働き続けた原動力はこの旅。非日常の中に身を置き、外から内を見る。それは日本の国を見ることでもあったり、わが心の内を見ることでもあったりする。

 最後にハブニング・・・・どう我慢をしても、靴の不具合はどうしょうもなく、香港の空港で「もうやってられない」とばかりに靴を脱いだ。両手に下げてスタスタと。もう人目なんか・・・。
 シャトルバスに乗ろうとしたら、1人の青年が目パチクリとして笑いかけてきた。私も目顔で「そうなのよ」と肩をすくめた。

 後日また私の靴は入院した。この前の手術の失敗って私は思ったけど、職人さんは、手をかけた分としてしっかりと再手術料が請求された。

 とりあえずの旅の記録はお終いにしょう。
 時間の経過と共に記憶がさだかでなくなっているし、休日を潰すのも限界。新年会の続く日々もやってくるし、なにより仕事が・・・・。

 時間があれば、わたしの見た外からの小さな感想・・・・そんなことが書ければと。
長ーい、長ーい、文章お読みいただきまして有難うございました。
 依田 美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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コメント (2)
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