庭木を減らしたらどうですか

2017年10月13日 | 日々のこと
衣替えを済ませたのに、真夏のような日に再び1枚2枚と夏服をとりだしました。

 そして今朝11月の気温にさらに雨です。身体がついていきませんね。

 通勤途上の田んぼの稲刈りもなかなか終わりになりません。乾燥機待ちなのでしようね。我が家もまだ稲刈りの日の連絡はありません。

 この時期のもう一つのイベント、庭師さんが入ってくれました。

 庭師さん曰く「植木を減らしたほうが・・・・」に、夫と共に納得です。

 木は年々大きくなり、私たちは年々体力が減少ですもの。

 裏庭はここ何年かで半分にしたのですが、前庭はバランスもあるので簡単に伐ることができません。

 つつじと紫陽花を山に移そうか・・・・・これがどの位大変なことか。

 昔桃畑だった場所が今、野に返っています。そこに弟が白つつじをたくさん植えてくれました。亡き娘の公園にと。

 そこに移せばいいと。

 先日お客様のお庭で立ち話をした折、夏椿の実がいっぱい生っているのを見て、「これが大変なんだよな」とお客様。確かに通路に落ちた実は掃除が必要です。

 大きくなった木を見て、少し伐り縮めなければと。そして隣の昨年から空き家になったお宅の庭木が覆い茂っているのを見て、「あんなに大きくしてしまうと大変だね、自分で伐れないよ」そして「60過ぎたら低木にしなくては駄目だよな」と。

 ハイハイわかりますよ、我が家にそっくり当てはまりますもの。

 最近庭木を減らされるお客様が増えています。若い人たちが都会に出ていたり、別所帯を構えたりしているからです。

 松など、手を入れ続けていてこそ価値があるから、今まで掛けた庭師さんの手間代がその価値みたいなものなのだが、若い世代がこれからそれを維持していくことができるだろうか、となるのです。

 次世代の負担を減らしてやりたいのです。

 立派なお屋敷を処分して欲しいと言われて伺った時、庭木の松・・・これ売れませんかと言われて、一瞬絶句しました。少なくとも10年は手を入れていないように思えました。

 たしかに立派な松に商品価値があった時代は、そう昔ではありませんが、昨今、庭に松の似合うお家を建てられる方は少ないですから。

 我が家の庭師さん、とっても多忙なのです。我が家の前は道路ですから、庭師さんの顧客の皆さんが「うちにはいつ来てくれる」とお声を掛けて通ります。

 庭師さんが少なくなっているのですね。シルバーセンターの庭師さんは結構いらっしゃるようですが。

 松なんです、松が時間がかかるのです。

 庭師さん曰く「松が6本もあるお宅があって、10日以上かかってしまう」とか。毎日催促される身には10日は辛そうでした。

 やっぱり松なのね・・・・先祖代々の松、伐れるわけがないわ(笑)

 庭の草取りも負担だけど、庭木の手入れも大変だと思える日が必ずやってくるだろう。

 またまた新しい宿題を抱え込んだのでした。
                                    依田 美恵子
    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら



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