もう1度家に恋しょう

2017年10月26日 | 住まいづくり
このところ初めての場所をポスティングしている。

 実は近々分譲が始まるので、その前振りのため。まだ広告してはいけない時期だから、その掲載はしていない。

 ポスティングしていると、いろいろ発見がある。

 昔からの農家が多い地域であるから、屋敷が広い。みんな300坪からあるし、その周囲は自分の畑だったりする。

 大きな住宅に、小屋が幾つか、当然農機具もたくさんあるから。そしてその横にはかって住んでいた住まいもあったりする。

 そしてそれらが、とてもよく整えられているのだ。在の中で生きていくってこういうことなのだと思う。

 庭も庭木もきちんと手入れがされている。

 お勤めしていながら、この屋敷や農業を維持していくことはできまい。エライナーって。

 でも時たまに出合ってしまう・・・それも少なくない確率で。

 「もう一度家に恋しょう」というキャツチフレーズがありましたが、自分の家を建てた時の感動を思い出して欲しい。

 建ててしまえば、あとは野となれ山となれ、とまで行かないけれど、手を入れたり、磨いたり、掃除することをやめてしまっている住まいに出会うと胸が痛む。

 せめて・・・せめて掃除してと思う。

 うちの会社で建てたお客様にそういう方はおられない。思うに・・・・住まいに対する満足度の違いなのかもしれないと思う。

 「住みごこち」のいい家だから、帰ってくるのが楽しい家だから・・・・家を愛しているから。

 だから大切にできるのだと思う。

 新築浅い家に、33ナンバーの車が2台・・・・この車1台分を住まいにかけたなら・・・・住みごこちはかなりアップしたに違いないなあー、なんて。

 後悔先に立たず、と言うけれど、家の性能がどれほど「住みごこち」に関係することをしらないから。

 まだ働いているうちは、気にならないことも、毎日家にいるようになった時、そうでなくても基礎代謝が落ちてきた時、「住みごこち」の良しあしは、ダイレクトにきいてくる。

 あと10年は新幹線通勤をされるというお客様が駅周辺の土地をご希望なされた。

 駅に歩いていける、という土地は、それなりの価格である。総予算の上限があるから、そこを選ぶと建物分が少なくなる。

 その話を聞いて、10年を取るか、その後の人生を取るかでは思った。

 駅に便利ということは、大型店にも近いという利便性はある。だがご当地車社会だから、車が乗れない状態になれば話は別だが、10年後は通勤が無くなれば、駅は関係ないし、大型店に毎日通うこともあるまい。

 毎日家にいるようになった時、何が一番いいかって・・・・住みごこちではないかしら。

 常春のような家に出会えたら最高でしょう。皆さん出会ってください。

 自分の老後の生活設計を家づくりの段階で考慮してくださいね。

 家を建てた時と同じように、いつくしんでいって欲しいと思う。

 家を大事にすることは、自分の人生を大切にすること。

 家を整えれば、家族も居心地がよくなるはず。

 そんなことを考えた日でした。

 
 昨日浅間山に雪が降りました。今日は雲一つない青空に、真っ白な浅間山が映えています。

 季節が一歩進みました。あんまりうれしくはないのですが・・・・きれいです。

 
  依田 美恵子
    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら



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