4月を思わせるような暖かな朝です。
それでも雨が止んだので、パラダのスキー場もなんとかなったことでしょう。
明日そのスキー場に行くので、とっても気になっているのでした。
3枚残っていたお餅をお昼に安倍川にして義母と夫と3人でいただきました。
昨年自家製の大豆で黄な粉を作りました。なかなか出番がなくて消費がはかられていません。
だから・・・・安倍川なのです。
義母はお雑煮がいいと、ここ2回ほどごねています(笑)
昼食時の思い立ちお餅なので、とてもお雑煮にする時間がありません。
その安倍川がおいしかったのでした。黄な粉が売っているのと全然風味が違うからなのでしょうか。
先日友人のエッセーにお母さまのおにぎりの話がありました。
三角でも俵型でもない、丸いおにぎりを海苔でぐるぐる包んだおにぎりが彼のお袋の味のようです。
彼が読むエッセーを聞きながら、私は母のおにぎりが思い浮かんできたのでした。
平たくまあるいおにぎりに砂糖味噌が塗られていました。
学校から帰ってのおやつでした。もう60年も前のこと。
そしてお田植えの「おこびれ」はごま塩のおにぎりと黄な粉のおにぎりでした。
これはすごくでっかいのでした。
それを思い出して、黄な粉をご飯にかけてみました。
おいしかった・・・・思い出のスパイスもあったでしょうが。
友人のエッセーは大学入試の記述式の問題について書いていました。大学生がボランティアの出先で出していただいた、おにぎりに手を出さない学生が8割だったとか。
それが直の手で握られたものだから。
この時引率していた先生はどう対処すればいいでしょうか。が問題だと。
正解例は知りません。
こんなことが実際あるのかと思いました。
出してくれた方の気持ちですよね。
おにぎりって手で握るもの・・・・もっとも最近はサランラップで包んでにぎりますが、これはお弁当なのの時間が経ってから食べる時には必要だと思いますが。
その場で出されて食べなかった・・・・引率者はどうフォローしたでしょうか。
日本人の感覚がここまできたのか、と少しショックでした。
おにぎりは母の味ではなく、コンビニなのでしょうか。
私、炊飯器の早炊きで炊いた熱々のご飯を塩味のおにぎりにして食べるの大好きです。
考えてみれば、この時炊き立ての熱々だからサランラップ使っているかも(笑)
その昔、ハイ半世紀前の学生時代の授業で、手に傷がある時はおにぎりを握らないこと、と強く指導されました。
傷に菌があると、時間とともに繁殖して食中毒を起こすからです。
イベントなどの時はやっぱりサランラップを使ってもらいます。
それにしても母の握ってくれたおにぎりが懐かしいです。
それではまた。
皆様も良い週末をお過ごしください。