私の目の前に現れた遺跡は、3万6800年前と、炭化物を科学的な方法で年代測定された物でした。
そこで発見された石刃石器を分析したら、ユーラシア大陸で発見されている後期旧石器時代のはじめの頃の石器群に瓜二つなのだそうです。
どうして?
どうやって?
私の頭の中では疑問がぐろぐるとかけめぐります。
エイラの世界ではありませんか。
エイラとは「地上の旅人」のシリーズで、10数巻発刊されている、ジーン・アウル作の物語です。
3万年から3万5千年前のネアンデルタール時代から始まるこの物語に私はドキドキしながら、もう何十年も惹かれ続けているのです。
多くの遺跡から、そう「骨と石」から、蘇らせたのです、生き生きと。
私は、この本を読み返す度に、そんな時代に生きる自分を想像したのでした。
北アフリカから南ヨーロッパが舞台でしたが、その文明が日本とほぼ同時期に伝わっていたなんて、どうやってと思います。
海を渡ってきたのでしょうね、とは説明してくださった、国立文化財機構、奈良文化財研究所、考古第一研究室長の国武貞克氏でした。
一番海の遠い場所なのに、と話されました。
いえいえ、この辺りは、昔海だったんですよ、私。
でもねえ、時間差が有り過ぎですね、きっと。
香坂は私が生まれたところなのです。
そこで、日本最古の遺跡が出たと知ったのは、昨年の今頃でした。
ずっと気になっていました。
60年も前、村の子供たち全員がという位に、土器を掘ったことがあったからです。
今だったら大騒ぎだったでしょうね。
ところが今回の場所はそこからかなり奥でした。
どうしてこんなところにあるってわかったの、が私が一番先に思ったことでした。
もうとっても書きたいこといっぱいなんです。
でも今朝・・・・プルーンの熟し具合を見に行った夫が、プルーンが萎んでいると。
収獲の時期が過ぎているようです。
ということで、今朝から臨戦態勢に突入です。
このところやりたいことのあれこれに手を出していて、プルーンの収穫の用意が間に合っていませんでした(笑)
間に合わせていたのは箱と発送伝票だけ。
あわてて間に合わせました。
どれだけ採れるのだかわからないので、数の準備も内場です、だからその調達にも走ります。
だから「香坂山遺跡から日本最古の石刃石器が出土」したという、素晴らしい話をアップするのがすぐにできません。
この感動を届けたいのに。
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