女優の
中谷美紀さんを、私はタイムスリップドラマ「仁」で初めて知った。現代では主人公の恋人、江戸時代では売れっ子の花魁(おいらん)の役で、いい味を出しているなと思った。
彼女のこれまでの受賞歴など、赫々たる経歴はなにも知らなかった。十代からデビューしていたことも知らなかった。
その中谷美紀さんが、アートの紹介番組で案内役をやっていた。作品の解釈や反応が大変当を得ていて心地よかった。
日曜美術館の森田美由紀アナウンサーと千住明さんが、作品に対してあまりに大仰に反応して場違いなことを、
いつぞや批判した。
それに比べて中谷美紀さんは、とても自然だった。今後、注目したい。