トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

時限爆弾装置では有りません

2008-06-01 18:59:34 | 電子工作

Img_4552 設定時刻にONになり、設定時間経過でOFFにするというタイマーを100円グッズの組み合わせで作ってみた。

時刻設定用として、最初デジタル式トラベルウォッチを購入してみたが、スヌーズ機能が付いている為、ずっと定間隔でアラーム音(アラーム音をON信号に利用している関係)が出続けるので、これのリセット回路が複雑になるし、リセットすると、毎回時刻設定し直さなければならず、面倒なのでアナログ式の目覚まし時計に変更。地元のダイソーでは現在100円のが無かったので、自宅に余っていたものを利用した。但し圧電ブザーの信号を取り出すのにムーブメントの裏蓋を開ける必要が有り、中のギアが外れない様に慎重に分解しなければならない。

経過時間用としてはデジタル式キッチンタイマーを利用。

回路を簡単に説明すると、アラーム用圧電ブザーを取り外し、代わりに1MΩ抵抗を負荷にしてPNPトランジスタで反転増幅、2入力NAND2個を利用したラッチ回路でラッチさせる。この信号でキッチンタイマーを起動させ、この出力もラッチ回路で負荷をONさせる。タイムアップ後のアラーム信号でラッチ回路をOFFにすると同時に目覚まし部のラッチ回路をリセットするいうもの。アナログ式目覚まし時計も、アラームが約45分間鳴動するので、この時間内でOFFさせるのには、一工夫要りそうだ。

実験用としてブレッドボードに組んでみたので、後日、ユニバーサル基板で製作して、タイマーらしくしよう。占めて材料費400円也。

でも、考えたら落とし穴が有りました。目覚まし時計って12時間だから、1日AM/PMの2回アラームが鳴ることになり、これを判断させるのは、またひねらなければならない。何とか、もう1度デジタル式トラベルウォッチに挑戦しなければならないかも。簡単に作るには、少し高くても、秋月のデジタルクロックを結局使うことになるかも。

コメント
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