インターフェアの原因を特定するのに、本日午後からおもちゃ病院・電子工作サークルで一緒のOM(JA1RQQ)さんにトランシーバーFT-1000M、SWRメーター(第一電波製SX-200)、LPF、コモンモードフィルタ、ACラインフィルタ一式を持って来てもらった。
まずは私のトランシーバー(FT-101Z)にSWRメーターを付けて測定してみたが、共振点(SWRが最良1.0のポイント)は7.07MHzになっており問題無い様だ。中心の7.05MHzに下げるには、このアンテナの場合20kHz下げる訳なので、20÷7(kHz)で約3cm調整用エレメントを長くすればいいことになる。
明日にでも、延長してみよう。
また、当方のSWRメーター内蔵アンテナチューナー(八重洲FC-700)と比較すると指示値が
7.00MHz SX-200 1.8 FC-700 1.4
7.05MHz SX-200 1.2 FC-700 1.1
7.07MHz SX-200 1.0 FC-700 1.0
7.10MHz SX-200 1.2 FC-700 1.2
となり、指示値がメーカー規格(7.0~7.1MHzでVSWR:1.5以下)より良過ぎたのは、アンテナメーカーが言うようにSWRメーター(FC-700)感度の悪いのが原因だった様だ。
次はFT-1000Mをアンテナに接続して確認する。
期待と不安でラジオをモニターしたが、やはり同じ様にインターフェア(離れたところにあるAMラジオ)が発生した。ポケットラジオを持ちながら近所を移動してみたが100m位離れても2ポイント(600、1200kHz付近)はそれ程減衰しない。アンテナをT2FDに換えてみたが、少し弱くなるだけで、消えはしない。アースを付けても変わらない。
いずれにしても、リグには問題無いということが確認出来た。考えられるのは、地上高が低いせいなのかも知れない。
いずれにしても、解決するまではQRP運用をするしか無い。
6/21AM 中和回路の調整と7MHzの同調を行った。その結果、中和バリコンのずれは無かった。7MHzはドライバー出力同調のトリマコンがずれていたので、あらためて全バンド調整し直した。
今度は、逆に先輩宅にFT-101Zを持ち込んで確認することを予定している。
21MHzのコンデションが良かったので、韓国の局とコンタクト出来た(DXは初めて)。7MHz以外はインターフェアが出ていない。
SWRメーターを参考に分解してみた。その写真は「続きを読む」を見て下さい。
第一電波製SWRメーター(SX-200)内部です。