トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

セーラームーン4個纏めて

2008-06-15 18:35:00 | おもちゃ病院

大事にしているのだろう、当時のパッケージそのまま(年代物の様だ)に入れて持って来た。

あまり、女の子用(いや、コレクターは大人でも夢中だが)のおもちゃは修理経験が無く、また、コレクターの様にも思える(本人が当時から使っているのか、代が代わって娘さんでも使用しているのか判らないが)ので粗末には扱えない。

プリズムハートコンタクト

ネジが錆びついて外せないとのこと。同じ寸法の黒色ネジは有ったが、確認すると、やはり変わってしまうので困るといわれ、現状のものを錆び落として使用することにした。

赤ずきんチャチャのバードシールド

Img_4598_r

Img_4599_rメロディーが異常に小さいとのこと。元の音がどれだけだったのかはわからないが、確かに小さい。入院して分解してみると、小型のスピーカー(形状は圧電ブザーと同じく黒い円筒になっている)を使っている。同じのが有ったが、はんだ付けしているうちに壊してしまった。円盤型のスピーカーで一番小さいものを鳴らして見ると、現状よりは大きな音になるので交換することにしたがスペースが無く、ポストに当たる部分についてスピーカー側を削って収容した。

クリスタルストーリー

Img_4602_rImg_4600_rImg_4601_rImg_4603_rImg_4604_r円盤上にあるフィルムに光を当てて投射、円盤は一定時間で切り替わる。というもので、明かりも音も出ないという症状。

ライトについては電球の接触不良で、磨いて対応。

音に関しては、まずスピーカーが熱くなっている(電源OFFでもDC4V位印加されている)ので基板のドライブトランジスタ(9050)を交換してみるが変わらず(9050もhfe測定では壊れていない様だ)ベースにプラス電圧が掛かりっぱなしになっているのが原因だ。どこかICでメロディーの鳴ってる端子が無いか、手製のオーディオチェッカーで触ってみたが、出力は出ていなかった。ちなみにクロック信号は正常に動作していた。よってIC不良と断定。しかし、このままでは、スピーカーで電流消費されてしまうので、とりあえず電解コンで直流カットしておいた。

ピンクシュガーハートアタック

Img_4605_r本体折れによる電池ボックス内配線の断線で、一旦分解して、ロックタイトにて接着した。補強にとクイックボンドを裏面に塗布したが密着性が悪く、結局、剥がれてしまったが、ロックタイトのみでOKの様なので、接着の盛り上がりを削り、コンパウンドで磨いた。

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カブトムシのリモコン

2008-06-15 12:30:00 | おもちゃ病院

Img_4596_r Img_4597_r  カブトムシのリモコンはスイッチとモーターが原因の様だが、動作が不安定(時々動かない時がある)で入院となった。スイッチは同じ物が無かったので手持ちの、秋月で購入した日本開閉器製小型プッシュスイッチ50円に変えようとしたが、高さが合わず、やはり現在のスイッチを分解して使おうとしたが、時間が掛かりそうなので、やはり秋月購入品2個を使ってユニバーサル基板に実装して奥にホットボンドで固定、それでも高いのでスイッチのシャフト長さ調整。使っている回路はリモコンの正逆で一般的なシーソー式?(1回路2接点のスイッチを2個使って、片側のスイッチONで極性が切り替わるというもの)、従って、もう一方のスイッチも不完全に押されていると切り替わらない。最初はこの現象だったのでスイッチのシャフト長さを切り詰めて行きOKとなった。

しかし、まだ動作しないときがある、病院ではブラシの変形を直して対応したが、これでは不完全だったようだ。新品のRE-130に交換して、やっと完全に動作する様になった。

Img_4606_rImg_4607_r光線銃は、引き金を引いても前面のLEDが光るだけで、他のLEDや効果音が出ないという症状で、見ると電池ボックス内が水を被ったことによると見られる腐食(使用済みの腐った電池もそのまま)があり、しかし分解するのにネジが20個以上有り、大変な代物である(バネや小物部品も有るので紛失しないように)。

分解すると内部まで腐食しており、電池接続線が切れかかっていた。これにより電子回路動作電圧までならず、これに関係している部分が動作しなかったと思われる。

新しいはんだと線材を付け直しOKになった。

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マイクアンプ製作再挑戦

2008-06-15 10:43:56 | アマチュア無線

Img_4594_r Img_4595_r先日、オーディオアンプIC TA7368P2個でステレオマイクアンプを製作したが、アース分離の関係か自己発振して解決出来なかったので、急遽回路/部品をフルチェンジして対応した(先日のブログ対応)。
今回はアマチュア無線用ダイナミックマイクのアンプとして、前回の反省を踏まえて(小信号とパワーアンプ部のアース分離) ユニバーサル基板に組んで見た。

価格も100円/1個と安く、外付け部品も少なく、3Vて動作するので、発振しなければ便利である。
今度は発振もせず、一発で動作し、早速21MHzで運用。今までの入力不足も解消し、問題なく届いているようだ。

しかし7MHzで運用するとアンプアイが発生。前のアンプ(トランジスタ1石)に替えても代わらないので、アンテナ調整かなという気がしてきた。

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