会社では品質保証部門におり、ノギスの校正などを行っているが、今日、動作不良品が持ち込まれた。調べるとボタン電池ホルダーのプラス電極が外れている。会社では修理道具も無いので持ち帰り分解してみた。
電極の基板への半田付けが剥がれていた。半田付け不良の様である。半田付けして組み直したが、キャリパーを動かしてゼロ位置に戻しても指示値がゼロにならず、それもその都度値が違う。組み立てたとき、ビス4本のうち1本がバカになっていたのが原因の様だ。手持ちの締まるビスで固定したら正常になった。密着していないと、エンコーダー?(本体目盛り板に秘密がありそう)のパルスを読み取れないのだろう。
その前に、液晶表示の固定ねじが少し緩かったので締め付けたら表示がおかしくなったので、元の緩い状態に戻したら正常に表示された。基板との接続は100円ショップの液晶表示があるグッズにも使われているクッション状の導電部品?で、締めたことで接触の当たりが弱くなって接触不良を起こしたものと推察する。
いろいろと勉強になった。