この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

4回中山7日目

2011-10-01 09:28:44 | 馬券
本日から東京、沖縄で「暴力団排除条例」が施行される。
この影響によりタレントの島田紳助氏が引退。芸能界ではさらなる余波がウワサされ、テレビ局の収録では「○○さん」の名前は口にするな、などというかん口令もしかれているらしい。

競馬界でも月曜日に、河野通文調教師の免許取消し処分という裁定がJRAから発表された。
ことの発端は、河野元調教師がこづかいほしさで、馬主を通じて紹介された人物に1000万円を貸したことにある。この人物が暴力団だったわけだが、JRAのいう再三の警告に対して従わなかったとされるのは、この人物との関係なのかはたまた別にもあるのか曖昧な表現である。

河野元調教師はJRAの処分に対して裁判で争う構えだが、裁判となれば何年もかかるであろうし、この裁定が覆ることはまずないだろう。日頃、JRAの姿勢に対して異を唱える河野元調教師は、今回のことは格好の餌食となり見せしめとなったのはいうまでもない。吉本もJRAも処遇的には暴力団となんら変わらないが、ヤクザと違うのは処分の目的が保身と体裁だけという点だろう。

河野元調教師が日頃、現在の競馬を取り巻く環境に対して口にしていたことは正論である。
自己の信念をもっている強い人だと思うのだが、大人であるからはその信念を達成するためにいろいろな顔を持ち、世渡りをしていかなくてはいけない。

大手生産者や馬主の意向で左右され、現場での馬づくりに魅力を覚えない世界に競馬界は変わってきている。
それに耐えかねてやめていく調教師もいる。
この冬、大量の関東の騎手がやめていくとウワサされているが、大手生産者の意向でヤネも決められ、若手騎手は実績を養う場もない。

「1」の批判をする人間は「10」自らに厳しくなていけない。
これまで競馬サークルの中で、もの言わず頑張ってきた人たちの行く末も危うくしてしまった。
そしてなにより河野厩舎のスタッフと馬たちが1番の被害であることを忘れてはならない。

今週は14000円からのスタートです。
果たしてどこまで連勝できますか。

札幌2歳ステークスはPOG馬の⑧ベストディールが出走。今のところPOGの有力馬がいないのでこの馬には頑張ってほしいところ。1勝馬のせめぎ合いで⑪グランデッツァが人気になっているが、実録的にはどれも大差ない。横山典弘騎手に期待します。

シリウスステークスは岩田康誠騎手に替えてきた松田博資厩舎の本気度を買います。相手は外国人騎手の社台でしょう。
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