【それぞれの3.11 ①】
3月11日
良太と竜太の兄弟は、叔父修司の運転で福島に向かっていた。
修司の都合もあり、春の彼岸には一週早い、母や祖父母の墓参りとなった。
あの日の震災がなければ、父と家族3人で過ごしていたであろうか。
本来ならば、竜太はこの地で卒業式を迎えるはずだった。
車窓を流れる情景は、なにも変わらないのに静寂だけが流れていく。
動くものが目に飛び込んで来ないためなのか。
人がいない。犬や猫、野鳥の姿がない。あのカラスにさえ見捨てられたのか。
修司が福島に向かうのは、姉の3回忌以来である。
故郷を捨てた修司ではあるが、故郷は永遠にあるもの思っていた。
それが人を寄せつけない場所にと変わってしまった。
誰も政治家のいうことなど信用しない。
何が真実で、何が嘘なのかもわからなくなってしまった。
上りのサービスエリアには、多くの福島の土産ものが捨てられているという。
福島に住んでいる人間でさえ、小さな子供がいる家族は、福島産の野菜は購入しないという。
風評に踊らされているのか、防御のなせる技なのか。
何が正解なのかは歴史が証明するしかない。
「身の丈にあった、自分の生き方を積み重ねいくしかない」
それが修司の得た人生を生きていく答えだ。
生きていく努力の山道を永遠と登り詰め、死という運命の下り坂を降りていく。
すべての出来事が生きる糧であり、自分が何者でないまま死んでいく。
明日には無くなっている命かもしれないが、それでも今日を懸命に生きいく。
それがこの世に生を受けたものの使命なのだ。
中京競馬
11レース ファルコンステークス
アラビア語で「運命」という馬名の⑪キズマを狙います。
中山競馬場
11レース フラワーカップ
フランス語で「幸運」という馬名の④マイネボヌールを狙います。
3月11日
良太と竜太の兄弟は、叔父修司の運転で福島に向かっていた。
修司の都合もあり、春の彼岸には一週早い、母や祖父母の墓参りとなった。
あの日の震災がなければ、父と家族3人で過ごしていたであろうか。
本来ならば、竜太はこの地で卒業式を迎えるはずだった。
車窓を流れる情景は、なにも変わらないのに静寂だけが流れていく。
動くものが目に飛び込んで来ないためなのか。
人がいない。犬や猫、野鳥の姿がない。あのカラスにさえ見捨てられたのか。
修司が福島に向かうのは、姉の3回忌以来である。
故郷を捨てた修司ではあるが、故郷は永遠にあるもの思っていた。
それが人を寄せつけない場所にと変わってしまった。
誰も政治家のいうことなど信用しない。
何が真実で、何が嘘なのかもわからなくなってしまった。
上りのサービスエリアには、多くの福島の土産ものが捨てられているという。
福島に住んでいる人間でさえ、小さな子供がいる家族は、福島産の野菜は購入しないという。
風評に踊らされているのか、防御のなせる技なのか。
何が正解なのかは歴史が証明するしかない。
「身の丈にあった、自分の生き方を積み重ねいくしかない」
それが修司の得た人生を生きていく答えだ。
生きていく努力の山道を永遠と登り詰め、死という運命の下り坂を降りていく。
すべての出来事が生きる糧であり、自分が何者でないまま死んでいく。
明日には無くなっている命かもしれないが、それでも今日を懸命に生きいく。
それがこの世に生を受けたものの使命なのだ。
中京競馬
11レース ファルコンステークス
アラビア語で「運命」という馬名の⑪キズマを狙います。
中山競馬場
11レース フラワーカップ
フランス語で「幸運」という馬名の④マイネボヌールを狙います。