この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

1回中山4日目

2013-01-13 09:09:09 | 馬券
マイク・ハリスンは少年を抱きかかえて車に乗せた。

シアトルはクリスマスの飾りつけもそのままに新年を迎える。
New Year's Eveは年明けの花火に備えて、早めに食事を摂り、仮眠を取った竜太だったが、夫妻がいくら揺り起こされても目ざめない竜太を、夫のマイクがブランケットに包んだまま運び出したのだ。

クリスマスの飾りつけも、新年の花火も、日本からこの少年がこなかったら、今年のハリスン家には無縁だったろう。
深い悲しみの中にいたハリソン夫妻に、英語もまともに話せない少年を預かったことは、なにか新しい命を授かったかのようだった。わずか3か月余りなのに、日増しに言葉を覚えて、かたことだった英語も会話に困ることは無くなってきた。
きっと娘夫婦が天国から贈ってくれたのだろうと夫妻は思うようになっていた。

目覚めた少年以上に、マイクは燥いでみせた。空に向けて大きく手を振って。
その姿は、必死に誰かに合図を送っているように、竜太には見えた。

【日経新春杯】
このレースも16頭中6頭の調教映像がありません。
どのように馬券を検討しようか悩むところで、正直見送りたいところです。
調教の時計比較をしても、昨日の3歳牝馬の方がよかったりするので、信用をおけないメンバーです。

賞金値的にSランクの馬がいないというのは、メンバー的には「名ばかりオープン馬」の集まりだといえるでしょう。
Aランクも15番オールザットジャズの1頭のみです。
重賞を勝ちあがっているのはこの馬と4番メイショウカンパクのみです。
メイショウカンパクの方がG2を勝っているのに、賞金値が低いのはこの馬は無駄玉(勝機のないレース)を使いすぎだからです。
メイショウカンパクはBランクですから、Aランクのオールザットジャズと比較すると牝馬軽減2kgを考慮しても0.5kg単位のハンデは恵まれたハンデとは呼べません。

Bランクはメイショウカンパクのほかに6頭います。
1番ムスカテール
14番ダコール
11番エキストラエンド
3番トウカイパラダイス
(4番、メイショウカンパク)
13番カナフ
7番メイショウウズシオ

今回はこのなかに勝ち馬はいるとみています。
オールザットジャズが55kg(牡馬比較57kg)なので、このメンバーの斤量は56kgが適量とみますが、大分ばらつきがあります。

この中でも軽ハンデのエキストラエンド(この馬の勝てるところ勝たずにハンデを貰ったのではないかという強かさ)を期待していたのですが、肝心の調教映像がないため、勝負馬券としては降りました。
調教映像がある中ではトウカイパラダイスを推奨します。

調教師になる飯田騎手が花火を打ち上げるのはもう少し先かな、と思います。
コメント
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