Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

イップとヤネケ

2008年04月07日 | 
 数日前、研究室を整理していたとき、オランダで買った絵葉書が書類の束の中から何枚か出たので、絵葉書ファイルにしまった。その時、数年ぶりにオランダで見つけた素敵な絵葉書集のファイルをめくってみた。その中には子ども向けのキャラクター、イップとヤネケの絵葉書がたくさん収められていた。
 イップとヤネケはオランダで有名なキャラクターで、日本ではきっと「ぐりとぐら」に匹敵するだろう。オランダの子どもでこのキャラクターを知らないものはいない。しかしオランダで生活を始めた当時、そんなことも知らなかった。ただ本屋に行くと、この絵葉書がたくさん売られていて、絵の美しさ、キャラクターのかわいらしさに魅かれて買い集めた。毎日、大学で外国語の本や資料と「にらめっこ」の生活だったせいか、この絵を見ながら、部屋でホッとしていたことを思い出す。何年か前に岩波書店から、そのイップとヤネケの童話が翻訳されたことを知って、すぐに手に入れた。日本でもイップとヤネケに出会えたことが嬉しかった。
 今日、家に帰って久しぶりにこの童話を読み返した。子どもが小さかったら、毎日、寝る前に読み聞かせたくなるような素敵な小品ばかりである。オランダに最後に出かけたのは2006年。もう二年が経とうとしている。不思議なもので、そのオランダから今日、手紙が届いた。私が生活した家の高齢の大家さんから手紙。不思議と暖かな気持ちになれた一日。