Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

バリ10日目

2009年08月31日 | バリ
 バリに来て10日が経ちましたが、これがはじめてのワルネット(インターネットのできるワルンの意)でのインターネットです。バリに来てからはかなり広範囲に調査に動き、昨日はリンディキットという北部の海岸に近い場所まで行ってきました。今晩はワヤン一座とバトゥングサルに行く予定です。こんな移動の多い生活を続けているので、まだ『スプートニクの恋人』は一頁も読むことができません。
 晴天続きでしたが、この二日間は曇り空で山間部には雨が降り始めています。そろそろ乾季から雨季へと変わる季節が近づいてきているのかもしれません。 デンパサールに戻ったときに調査記録をまとめていますが、帰国後ブログにアップできるように、ブログ用の文章も書き綴っています。ですので9月中旬以降にまとめて公開します。
 ところでなぜ今日、ワルネットに来たかというと日本の選挙結果がちょっぴり気になったからです。かみさんもそれを察してか、夜に選挙のことを電話で知らせてくれました。昨日、バリの人々と日本の選挙の話をしました。バリの人々は「インドネシアもここ10年で政権政党が何度か変わったけれど、何かが変わったかな?」と言って笑っていました。バリの変化は、政権政党の新たな政策が関係しているにしても、むしろグローバル化する世界への対応とテロリズムに対するバリ人の意識の変化が大きく起因しているのかもしれません。