沖縄に来てから、家でとれたバナナを人からもらうようになった。沖縄の人たちは、沖縄でとれるバナナのことを「島バナナ」とよんでいる。ちゃんとした学名はあるのだろうが、要するに「台湾バナナ」みたいな名称である。
島バナナは基本的に緑色をしていて、いわゆるスーパーで売られているバナナのように黄色にはならず、緑のまま食べるのである。だからといって、甘くないわけではない。東南アジアで生活した人なら経験があるだろうが、バナナには多くの種類があって、緑であっても甘くなるバナナも存在する。その一方で、黄色くなっても甘くならず、イモのような味のするものもある。
沖縄のバナナを食べると、インドネシアで食べるバナナの味がする。その味を表現するのはひじょうに難しいのだが、単に「新鮮だから」という理由ではなく、味そのものがスーパーのバナナとは全く違い、すっぱいような、それでいて甘いような、そして、その香りも独特で、これはバリのロスメンで朝食に出てくるフルーツサラダに入っているバナナの味なのだ。ジュルック・ニピス(沖縄ではシークワーサー)をそのバナナにしぼるとたいへんに美味な気がする。今日も朝食に一本食べられるのが、ちょっぴり嬉しい。
島バナナは基本的に緑色をしていて、いわゆるスーパーで売られているバナナのように黄色にはならず、緑のまま食べるのである。だからといって、甘くないわけではない。東南アジアで生活した人なら経験があるだろうが、バナナには多くの種類があって、緑であっても甘くなるバナナも存在する。その一方で、黄色くなっても甘くならず、イモのような味のするものもある。
沖縄のバナナを食べると、インドネシアで食べるバナナの味がする。その味を表現するのはひじょうに難しいのだが、単に「新鮮だから」という理由ではなく、味そのものがスーパーのバナナとは全く違い、すっぱいような、それでいて甘いような、そして、その香りも独特で、これはバリのロスメンで朝食に出てくるフルーツサラダに入っているバナナの味なのだ。ジュルック・ニピス(沖縄ではシークワーサー)をそのバナナにしぼるとたいへんに美味な気がする。今日も朝食に一本食べられるのが、ちょっぴり嬉しい。