Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

企画展「アジア・沖縄 織の手技」で演奏

2009年11月25日 | 那覇、沖縄
 11月29日(日)に南風原文化センターで開催されている企画展「アジア・沖縄 織の手技」の最終日、大学のサークルでバリ・ガムランと舞踊を上演します。時間は30分、曲も普段、演奏することの多い三曲です。
 私は「いつもと同じ曲だから」という理由で、なんとなく上演してしまう舞台が嫌いです。同じ曲を演奏していると新鮮味が失われてしまうと言われます。確かに私にもそういう時期がなかったわけではありません。しかし今は違います。そこに何か新しいものを見出したり、アンサンブルとしてよりいいものを求めたりすることで、常に「新しさ」を感じることができるのだと確信しています。
 今回はバリ留学経験のある三人のメンバーが、現在、バリで勉強や研究中のために不在です。しかし、それが理由で「うまくできなかった」というのは言い訳にすぎません。三人がたとえ不在でも、それまで以上に「いい演奏だった」と自他ともに認める演奏ができなくてはならないのです。演奏するごとに、演奏者各人がその曲に惚れなおすような演奏をすること、それをメンバー皆に目指してもらいたいと思っています。