Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

今年も芸術祭でガムります

2010年11月01日 | 大学
 「君ね、教員でしょう?なぜ芸術祭で学生や卒業生とガムランの演奏なんかするんですか?」 
 「そりゃね、好きだからですよ。別に大学の芸術祭なんだから、教員が関わっちゃいけないなんて規則はないっすよ。学生の出店した店で買い物してあげるのと、見回りして『早く帰れ』って言うのだけが、先生の役割じゃないんです。ちなみにぼくは義務的に買い物なんてしませんよ。」
 「ところで、今年もガムランのポスターはいい感じだねえ。やっぱり美術の学生がいるといいなあ。」
 「でしょう?ちなみに去年のもここで見られるんですよ。制作者は同じなんです。来年は4年になるし、作れないだろうなあ。」 
 「君、来年、4年にそんな催促しちゃだめだよ。卒業作品の制作もあれば、就職、進学と忙しい時期なんだからね。まあ、とりあえず見に行きますよ。とりあえずね。」
 「なんだか、飲み屋に入って速攻ビールを注文するみたいですね。でもありがとうございます。ちなみにバリのガムランは、2日は19時から、3日は14時30分からですからね。しかも3日はぼくが授業で教えている学生たちも主演しますから、両方見に来てくださいな。」
 「君、ぼくは忙しいんだよ。ガラムンに、いやいやガムランにうつつを抜かしている暇なんてないんだ。」
 「まあまあ、そう言わずにね。うつつ抜かすついでにあと二つ、ぼくは演奏しないんですけど、ジャワのガムランの演奏もあるんですよ。こちらの時間は、バリの逆で、2日は昼の時間、3日は夜の時間です。詳細がわかったらまた連絡しますよ。そうそう、もう一つ、うつつ、といえば、『バリ島ワヤン夢うつつ』って本、去年書いたんですよ。うつつを抜かすついでに読んでみてくださいな。読み終えたら、きっとパリParisじゃなくてバリBaliに行きたくなるはずですよ。」