Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

通し稽古

2013年10月07日 | 浜松・静岡

 昨日は最後の通し稽古でした。まだ本番前の13日に練習はありますが、さすがにワヤンの通し稽古は前日にはやりません。大阪のガムランメンバーは、ワヤンに初めて挑戦で、沖縄にいたころから大阪にバテルを教えていっていましたから、その初舞台です。しかも、はじめから」クンバカルナ戦死」ですから、長丁場ですね。今回は、戦争の悲劇を美しく語られることへの疑問を投げかけてみました。その点でいうと、これまでの演出や結末とは少し方向が変わります。いろいろ悩んで、考えた結果です。沖縄に住んだ経験も生かされています。ダランに許される解釈ですね。
 大勢の方に見ていただきたい作品の一つです。11月2日は大阪公演もありますが、浜松公演よりは多少短めになると思います。今回の浜松公演はたっぷり2時間(以上)はかかる演目ですが、途中、他のことを考えながら、あるいは(授業ではないので)お休みになっても結構です。今の感じだと、上演中、スクリーンの前後に十分に移動が可能です。未就学児もOK。人形遣いのすぐ横でかぶりつき鑑賞もOK。子どもたちがワヤン上演舞台の横で、カードゲームをしてもOK(まわりに迷惑がかからなければですけど)。大人の方の賭け事(花札等を用いたものなど)は禁止といたします。
 今週のFM haro!ロック向上委員会の「ザ・インドネシアのコーナー(金曜日、21時から)」にも出演して、ワヤンの話をしようと思います。こちらもお時間のある方はお聞きくださいませ。