Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

東京でソーダ・グンビラ soda gembira

2014年03月04日 | 東京
 ワヤン公演のあと、東京の打ち上げ会場は、バリ料理がおいしいと知られる表参道のブリマデ。今回はアルコール抜き、ソフトドリンクで突っ走ろうと決意。メニューをながめたら、
 「ソーダ・グンビラがあるじゃないか!」(心の中の密やかな呟き)
 もうそれだけで歓喜の渦の中に巻き込まれ、ほとんどワヤンのあとの興奮も冷めやらない状況の中で、テンションは最高潮に達し(絶対、表面的にはそんな風に見えていない)、それを隠ぺいすべく、
 「ぼくはソーダ・グンビラね」(右手で眼鏡をちょっと上げながら、勝ち誇ったような表現で)
と、エリートっぱくーーこの日はエリート女子社員風の方がもう一人いたからなのだが、冷静沈着なふりをして、店員の目を見ずに注文をしたのだった。目で本音は隠せないものだ。絶対に見破られてはならない!それでは僕の負けだ。
 周りがビールとアラックで盛り上がる中、運ばれてきたのがこの写真の私が愛するまさに「すさんだ心を癒す一輪の清涼飲料」なのである。そうだ、思い出した。このスタソーマ物語で使われるセリフを言うときはソーダ・グンビラを思い浮かべればいいんだ。もう「噛む」ことは絶対にない!
 味はどうかって?決まってるじゃないか!最高だよ。最高。ビンタン・ビールの100倍は酔ったね。しかもそのおかげで腰痛もかなりよくなったし。打ち上げ幹事のみなさんに感謝。このテンションで名古屋公演に突入だ!えっ、ワヤンのネタにソーダ・グンビラが出てくるかって?いやいやいや、そりゃわかんないね。
 ブリマデさん、一つだけリクエストを言わせていただくと、ソーダの量がちょっと少なかったな。インドネシアのF&Nのソーダの量があるともう少し楽しめるんだけど。だってこの飲み物「ソーダ・グンビラ(楽しいソーダ)」なんだから、たくさん楽しませてほしいもの。そして幸せな気分になりたいもんね……。