Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

樹木のイメージ

2016年02月19日 | 浜松・静岡

 沖縄から戻ってもう1週間以上経過してしまった。それにしても久しぶりの沖縄は寒かったし、ある程度予想はしていたものの、やっぱり寒い沖縄というのは切なかった。沖縄はいつも暖かい、なんて思う観光客は許せないと、那覇に住んでいた頃は憤りを感じたものだが、住む場所変われば、やっぱり僕も「観光客」なのである。
 そんな沖縄で撮影した国際通りの写真。もちろんお日様は出ているものの寒いのである。しかしどうだろう?この写真を見て、そんなイメージが湧かないのではないだろうか?それはやはりこの両側に植えられた南国の木々の力である。実は、写真を撮影する私ですら、そんな錯覚にとらわれてしまうのである。
 樹木のイメージというのははなはだ大きいことに驚きを隠せない。その木々が繁茂する地域のイメージが、体内温度を自然にあげてしまうのだ。脳の力にもびっくりポンである。どんなに寒くてもTシャツを売り、半袖のかりゆしを売る国際通り。まさに那覇を象徴するような通りの一つだ。そこに街路樹として植えられた南国風の木々。この街づくりに関与した人々にはまさに脱帽である。