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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

浜松だからできること~バンバン!ケンバン♪はままつ

2012年10月15日 | バンバン!ケンバン♪はままつ

 「バンバン!ケンバン♪はままつ」まであと数日。学生スタッフは、それぞれチケットの販売や宣伝に最後の追い込みをかけているようです。それに運営のさまざまな準備も佳境。授業には他の学生とともにバンケン♪のスタッフも出席していますが、よく居眠りしないで聞いているなあ、と感心してしまうほどです。ぼくなら疲れて寝ちゃうでしょうね。今週は、明後日から那覇ですし、20日のシンポジウム、21日のワヤンの公演のこともあり、ゆっくりブログも書けません。だから、ボクの非公式ブログもここで終わりにします。約3週間、お付き合いしてくれてありがとう。

 ちょっとはお役に立てたでしょうか…。いちばんうれしかったことは、結婚をして九州に住んでいるかつてのゼミ生がボクのブログを読んでくれて、アンデス25Fを買ってくれたこと。ぼくは何ら鈴木楽器とは関係ありませんが、お子さんを育てながらも、まだ音楽を愛し、好奇心を持ち続けているゼミ生の気持ちがとても嬉しかったのです。きっと小さなお子さんも、アンデス25Fが好きになるはずだよ。

 浜松は楽器の街。今、ヤマハのピアノ工場は移転してしまいましたが、浜松は鍵盤楽器と長い付き合いのある街。派手な街ではありません。にぎやかな街でもありません。それにオシャレな街でもありません。僕はこの街に住んでまだ半年。だから断言こそできませんが、浜松はきっと素敵な街なんだと思います。「音楽の街」とかいうわりにはね、なんて言う人によく会います。でも、この街に住んでいるだけでは、「音楽の街」になるわけないもの。一人一人が行動すること。能動的に!そうすれば、浜松が持っている「音楽」が、きっとさまざまな音のほのかな香り発するようになるんだと思います。楽器はあるだけでは、ただの置物。音は発しない限り、暗闇に埋もれているだけなのです。ボクは、研究者として、上演者として自分のできることで行動します。13年住んだ那覇と同じように、「大好きな街」「素晴らしい街」って断言できるようになるためには、行動しなくてはいけないのです。まだまだ時間がかかるけれど、「浜松に住む」って一大決心したのですもの…。

 「バンケン♪」は学生たちのそんな行動の表れだと思います。浜松でやることに意味があるんだと思います。そう、浜松で学ぶ学生や、浜松で教える教員の心意気みたいなものです。きっと皆、浜松が大好きなのです。ボクみたいな新米とは、その気持ちがぜんぜん違うんです。だから、浜松に住んでいる人たち、浜松に通っている人たちに心から、このイベントに参加してもらいたいと思います。学生たちの浜松への愛情がきっと、浜松を愛する皆にも伝わるのだと思います。ぜひ、もう一度、チラシやホームページを眺めてください。そして、浜松が日本へ、世界へ発信した「ケンバン」に触れて欲しいのです。


「バンバン!ケンバン♪はままつ」の詳細は公式HPをご覧ください。http://ban-ken.jp/

これまで紹介した「バンバン!ケンバン♪はままつ」に関する記事は、以下の「「バンバン!ケンバン♪はままつ」非公式ブログを読もう」の頁にすべてURLが掲載されています。ぜひ、ほかの記事もご覧になって、ご興味のあるものがあれば、おいでください。
http://blog.goo.ne.jp/nangtalung/e/aa8e328b5e75c2e0c17b7f50d9de9776

 


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